15日の東京株式市場で日経平均株価は大幅に反落した。主力株を中心に幅広い銘柄が売られ、終値は前日比415円14銭(4.92%)安の8023円31銭だった。取引時間中では昨年12月8日以来の8000円割れとなる場面があった。米個人消費の低迷が電機や自動車など主力株の売りにつながった。米金融機関の財務懸念は銀行や証券、保険など金融関連株の下げ要因となり、昨年11月の機械受注統計が市場予想より悪化したことで国内景気の悪化や企業業績も警戒された。先行き不安から買いは限られ、後場には先物中心に見切り売りが目立った。東証株価指数(TOPIX)も反落。昨年12月5日以来、約1カ月半ぶりに心理的な節目の800を割り込んだ。