以前、ホリエモン達のITブームがあったがそれ以前の第一次ITブームの真っ只中の会社に私はいた。
株価は一気に跳ね上がって株を買っていた人達はかなりの財産になったはずだ、ただし良いところで売っていればだが。
その後一気に暴落した暴落と言っていいのか分からないほど落ちまくって屑株のようになった。今は少しずつ株価は持ち直してきているようだが一時期の何百分の一程度だ。
その後私は会社を移り港区にある複合ビルの先駆け的ビルにある会社に転職した。
そのビルには外資系投資会社や金融機関などが多数入っていてビルで働く半数ぐらいが外人であった。
今は同じビルグループのもっと新しく有名なビルにほとんどの外資系企業が移っている。
そのビルで働いていてよくその外資系企業で働く人達の人となりを私なりに観察してきた。
たぶん普通の日本人には理解できないような事が当然のようにして起こっていた。しごく当たり前のように。
もちろんそんな外資系企業で働く多くの日本人達もその影響をかなり受けているように私には映った。
詳しくは書かないが私は本気で日本の将来をその時初めて不安に思ったのは確かだ。
英語が堪能で数字に強ければ常識とかはいらないのか?
人の価値をを金があるか無いかだけで秤にかけていいのか?
その他諸々の????が私の頭の中を支配した。
少し前のボーナスの時期にそのうちの一つの会社のボーナスの話が話題になった事があった。
社員の平均ボーナスが七千万円らしい、そして新入社員ですら千百万円だとかなんとか。
出前の初老の配達人に1分遅れているといってそのまま生意気な口調で突き返した二十代半ばぐらいの彼も何千万ももらっているのか・・・。
金って何だ?
私は比較的金には無頓着な人間でると思う。
必要な分と少しの貯金があれば良いと考えている。
金持ちって偉いのか?
だんだんと分からなくなってきた。
とりあえず今日はここまでという事で、
また次回にこの続きを書こうと思います。