14日の米国株式相場は下落。ダウ工業株30種平均は6日続落し、前日比248ドル42セント安の8200ドル14セントと昨年12月1日以来、1カ月半ぶりの安値で終えた。6日続落は昨年10月1-10日(8日続落)以来の記録。12月の小売売上高が市場予想以上に悪化したほか、企業業績への懸念が強まり売りが膨らんだ。ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は急反落。56.82ポイント安の1489.64と、昨年12月4日以来の安値で終えた。 12月の小売売上高は前月比2.7%減と市場予想(1.2%減)以上に悪化した。過去分も下方修正された。企業決算では宝飾大手ティファニーが年末商戦が不振で、業績見通しが市場予想を下回った。個人消費の低迷が示され、株価の重しになった。