☆アキ☆さんのブログ

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臨時ニュースです!!!

「たった今、オマバ大統領は現在のアメリカ合衆国、カナダ、メキシコの3国の国境を取り除き、NAU北米連邦という新しい連邦国家を作ることを表明しました。

これに伴い、現在流通している米ドル、カナダドル、メキシコペソを廃止し統一通貨アメロが導入され・・・」

その日は朝から臨時特番が組まれ、世界中がパニックに陥っていた。

テレビはどの局も経済アナリストや政治学者がゲストで招かれ、日本経済破綻のカウントダウンを解説していた。

「ゲストには元メリルバンク証券日本支社長の河本武さんに来ていただいております。…河本さんよろしくお願いいたします」

「はい、よろしくお願いいたします」

「さて、アメリカの通貨統一の発表を受けて、ドルの下落が止まりません。
今後アメリカ国内でもドルが使用不能になるとの話ですが、どのような事態になると予測されますか?」

「そうですね、まずもう日本も日本国民も腹をくくらにゃならんでしょうな」

「腹をくくるとはどう事でしょうか?」

「まず今回アメロという新通貨が発行されるわけですが、この1アメロが1ドルというわけではないんですな。
アメロは金に交換可能な兌換通貨というもので、それに対してドルは元々なんの価値も持たない不換通貨というものなんですな。
例えば100ドルの紙幣があるとして、それはいわばただの紙切れなんだが、それをみんなが100ドルの価値があると共通認識することによって価値が生まれていると言うことです。
ですからこの価値観が下がってしまえばその100ドルはもう100ドルの価値は持たないというわけで、今世界ではその現象が始まってしまったわけですな。
まあ、アメロもドルが暴落しきったら不換化するんでしょうけどな」

「先ほど始まりました為替市場では前日終値1ドル86円20銭から32円高の1ドル54円20銭となっていますが、ああ、既に47円14銭と50円を割っていますね」

「まあ、今のレートではほぼドルには買いが入らんでしょうな。何せ紙切れ同然ですから、1ドル10円もあればいい方でしょう。
アメリカ政府はわざわざアメロとドルの交換レートを固定しなかった訳なんです。
だから本来の価格から言うと1AMERO=$1をイメージしているんですが、まあ残念ながら現実は1アメロは$10とか$15、下手をすれば$20とか$30と言うことになるんでしょうな。
これでアメリカ国民の貯金は一瞬にして9割以上が失われたと言うことになりますが、逆を言えば借金も一瞬で10分の1以下になってしまったわけですから、金をたくさん借りている人や企業なんかにとっては笑いが止まらんでしょう。
いずれにしろ庶民には金持ちのために死ねと言うことでしょうな。
この悪魔のような行為の責任と恨みを全て背負わせるためにオマバ大統領を立てたというわけでしょう。
でなければ黒人が大統領になれるわけがなかったんですよ。
すべては一部の権力層が仕組んだ巧妙なシナリオだったというわけですな」

「ちょっとまってください、それでは今現在、日本が持っているドルはどうなるのでしょうか?」

「まず日本は外貨準備で米国債やらなんやらで1兆ドルくらい持っとりますが、例えば30年の米国債満期が来た頃にはドルは存在しないわけですから、これらはほぼ紙切れになってしまったと言うことですな。
まあアメロに振り替えて償還したとしても、レートはNAUの言い値なわけです。
あとは国民のヒーローだった大泉純一郎さんが推し進めた郵政民営化で、郵便貯金や簡保のお金が300兆円以上米国債に変わってますからね。
日本政府もとても預金保護で補償できる額ではないわけですから、これらはまず返って来んでしょうな。
まあ、国民の皆さんもよく分からずに、あの大泉さんのパフォーマンスを見て、なんだか郵政民営化したら、ものすごい改革が起きるんじゃないかなんて勘違いして選挙で投票したんでしょうがね、すべては今日のこの日のアメリカのための下準備だった訳なんですな。
これでアメリカはまんまと日本国民の400兆円を奪い取って踏み倒しに成功したわけですわ」

とあるブログからの転載でした。

怖いですね~。
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