私は株式取引を中心に行っているので、この記事に着目せずにはいられませんでした。
株式取得機構の買い取り再開法案を可決=衆院財金委
(ロイター)
http://jp.reuters.com/article/stocksNews/idJPnTK021756720090113
(記事より)株式取得機構の買い取り再開法案 要旨
・機構による銀行保有株の買い取り期限延長
2006年9月末(既に終了済み)
⇒ 2012年3月末
・政府保証の付いた機構の買い取り枠
最大20兆円(第2次補正予算で手当て)
・機構が保有する株の売却期限延長
2017年3月末(現在、機構の株の売却は一時凍結中)
⇒ 2022年3月末
そもそも銀行等保有株式取得機構って何だろう?ってことで調べてみました。
銀行等保有株式取得機構
http://www.bspc.jp/
この組織については、公式ページより以下のページの方が、簡潔にまとめられていました。
銀行等保有株式取得機構
(デジタル用語辞典)
http://yougo.ascii.jp/caltar/%E9%8A%80%E8%A1%8C%E7%AD%89%E4%BF%9D%E6%9C%89%E6%A0%AA%E5%BC%8F%E5%8F%96%E5%BE%97%E6%A9%9F%E6%A7%8B
そして、現状の組織についての問題定義は、以下のように指摘されています。(少し古いレポートですが)
銀行等保有株式取得機構の現状
(大和総研)
http://www.dir.co.jp/souken/research/report/law-research/financial/05112801financial.pdf
こちらのレポートを確認したところ、約1兆6千億円ほど、この機構が株式を保持しており、売却の方は、現在凍結中とのことで進んでいないことが問題点であるということがわかりました。
以上を踏まえた上で、今回の法改正でどうなるんだろう?
大株主が、銀行などからこの機構に変わるだけ?
う~ん?
(´-ω-`)
機構の議決権行使の考え方から、銀行等が大株主というよりは企業活動がやりやすいのかなぁ?