飲み屋にて

はんちくさん
はんちくさん
 東京時代の友達数人がはるばる訪ねてきたので、自分の地元から少し離れた繁華街の居酒屋で飲んでいた。

 「そういや、株やってたんだったよな。大丈夫なのか?」

 と言われたので、

 「大丈夫。日経10000割りは、もう決まってたようなもんだったから」

 と言ったら、ひとつテーブルを挟んだ中年夫婦が一斉にこっちを見た

 一瞬「ヤバ」と思った。

 年齢からするに、証券会社の営業マンを通して、株式投資をしている人に違いない。投資信託か
間違っても、「信用とあわせて、ヘッジする」タイプではなさそうだ。

 二人の位置は横なので、目は一度も合わせなかったが、嫌な空気が漂ってきた。

 (暴落の日付とスピードが、俺の想像以上で、逆に儲け損ねた)

 と続くところだったが、言うのをやめた。

 急に話題を変えるのは不自然極まりないので、その後、暴落の本当の原因と、円高のわけ、そもそも株価とは、という話をした。
 友達に話すというより、その2人に話してるような感じだったが。

 自分が思ってるより、世間には株式投資をしている人がいるようだ。まさか、すぐ隣にいるとは。

 営業マンを通じて取引するような、機動性の低い個人投資家にとっては、今回の暴落はシャレにならんだろう。

 
 飲み屋では、個室以外で、株投資の話はやめたほうが良さそうだ
2件のコメントがあります
1~2件 / 全2件
>花育さん

 こんばんは

 詳しい収支は、嫁にしか話していません。
 
 友人には、「うまくやってる」程度です。

 確かに、どこまで話していいものやら分からない

 
 その夫婦は、言葉の終わりと同時にこっちに首を振りました。
 500万から1000万単位の貯金を、16000円のころから入れていれば、ダメージは相当なものでしょう。当然の反応かもしれません。

 そういう人には、不愉快な内容でしょう。
 自分の投資内容ではなく、「金融市場の仕組み」くらいの話をすることにします。


 後半のエピソードは、恐ろしいですね。悪口の対象の上司でも居た日には、この世の終わりのような感じです。

 僕は地元で普段の活動範囲が広いため、飲み屋に行けば、必ず誰かしら知り合いと会います。

 あまり悪口をつまみに飲む事はないですが、全くゼロではないので、気をつけますw
株育男さん
こんばんは〜

株の話って、友人どおしでもどこまで話をしていいか微妙な時がありますよね。

それにしても、そのご夫婦はずいぶんと反応がいいですね。
相当シャレになってない感じ(それが原因で夫婦間で揉めたとか?)ですね。

若い人ならみんなネット証券で自分で注文出すから、
お互い「自己責任乙」で終わるけど、
「株は証券会社の営業マンから」という時代からの人の場合、
納得いかない場合があるのでしょうね。


#飲み屋の個室は、、
 サラリーマンの新人時代に先輩社員に連れられて飲みに行き、
 襖で仕切られた個室で、
 先輩達が思いっきり会社の愚痴だの上司の悪口を言ってた時
 突如襖が開いて会社の役員・本部長クラスが顔を出し、
 「おう、楽しく飲んでるか」って声掛けて来た時には驚きました。
 個室も油断できませんw
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