米国株、ダウ平均大幅に3日続落 失業率の急上昇を嫌気

kuma_kuroiwaさん
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 9日の米国株式相場でダウ工業株30種平均は大幅に3日続落。前日比143ドル28セント安の8599ドル18セントで終えた。ナスダック総合株価指数は反落し、同45.42ポイント安の1571.59で終えた。失業率の急上昇を受けて、米雇用情勢の厳しさが改めて意識され売りが優勢となった。  2008年12月の米雇用統計で失業率は7.2%と前月(6.8%)から大幅に上昇し、16年ぶりの高水準となった。雇用環境の悪化が進んでいるとの見方から、売りが優勢となった。半導体大手のインテルなど企業による業績見通し引き下げの発表が相次いでおり、来週以降に米主要企業が発表する08年第4四半期決算が、予想以上に悪化するとの警戒感も相場の重しになったという。
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