映画ずきのしんちゃんさんのブログ

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NYなんとかしのぐ

8日の日経平均は、8876.42(-362.82)と大幅な下落。 転換線8901を少し割り込んでしまったが、基準線8587はまだ維持している。MACDもまだプラス。RCIは天井圏だが、ボリンジャーはまだプラスσの水準。かなりの下落幅で、腰折れの危険も高まっているものの、基準線の上が維持できればなんとか当面の戻りトレンドは維持している。週足もまだ転換線を維持しており、ボリンジャーは収縮したあと、外に向かって広がっているところで、週足MACDMも上昇中で、トレンドはまだ転換しているとはいえない。ただ週足RCIは天井圏にあり、ここからしばらくは下への圧力も強まり、停滞する可能性がありそうだ。

NYは8742.46(-27.24)と小幅安。ナスダックは小幅上昇。昨日の民間雇用統計の悪さで大きく下落したがなんとか下げ止まった。オバマさんが、110兆円規模の減税と景気対策で、300万の雇用を創出とする経済演説を行なって、オバマ政権への期待がまだ強いことを物語っている。水準としては転換線8726をなんとか防衛。基準線は8603でこのあたりを維持できればトレンドは維持している。遅行線も日々線とぶつかっており、これが支持帯になっているようだ。日足のボリンジャーもTP8669を維持。ボリンジャーもバンドを狭め、MACDはマイナス圏ながら上昇している。週足のRCIは頭をうっているので、ここからしばらく一服停滞する可能性があるものの、下げは限定的で、なんとか上の方向を維持できるのではないか。

為替は、94円で頭をうって、下落しはじめているがまだ基準線91.39の近辺。転換線は基準線を上に抜けているので、まだ目先円安トレンドの終焉とまではいえない状況である、ただしこちらは週足は93.26の転換線も回復できなかった。中期的には円安の勢いは続かないで円高にふれなおす可能性も少なくない。

昨日の日経平均の大幅下落がトレンドの転換を意味するかどうかが問題だが、7日間で700円以上上昇していた反動ともいえて、各指標ともまだ戻りのトレンドが終焉したとはいえない。とはいえ、雲の中を一方的に上げてゆくことは難しいであろう。当面は、オバマ就任の前後で、材料で尽くしになるか、どこまでオバマユーフォリアが続くか、その間にアメリカの住宅や雇用、個人消費など実体経済の底打ちを示す指標がでてくるかどうかーチャート的には長期指標ー月足の指標に底打ち反転の兆しがでてくるかどうか、が注目であろう。
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