曹操さんのブログ

最新一覧へ

« 前へ602件目 / 全685件次へ »
ブログ

●バフェット氏は「09年の大相場予測か」—中華メディア


東方財富網は12月31日、香港メディアを引用して米・著名投資家のウォーレン・バフェット氏が「2009年の大相場を予想しているのではないか」などと分析する記事を掲載した。同氏の07年から08年の発言を中心に回顧すれば、バフェット氏の昨今の考え方が分かるという。  同記事が注目したバフェット氏の発言は以下の通り ■(景気が)永遠に退行を免れることはできない  2007年末の発言。「失業率が上昇すれば、ドミノ現象が発生し、米国経済は2008年に落ち込む可能性がある」——。しかしバフェット氏は「それは不思議なことではない」として、「景気が周期的に変動するのは、資本主義の本質だ」と述べた。 ■我々の経済は、大きな実績をあげている  07年から08年にかけて、しばしば発言。世界史上、現在のようにすばらしい時期はなかったとして、「我々の生活の質は、1世代前の7倍分も向上した」と主張。過去に問題を克服したケースと同様に、現在と未来の衰退をさらに遠くに追いやることができると述べた。 ■衰退は創造のチャンス  自分が過去に最も成功したのは1974年の取り引きだったと言明。当時は悲観的気分がまん延し、石油価格も急上昇していたが、株は安かったと述べた。 ■すべての株が安いわけではない  「成功する投資家は、正しいタイミングで正しく選んだ株式を購入する」と述べた上で、「しかし、この絶好の状況は、毎日出現するわけではない。投資で禁物なのは、動揺することだ」と、理性的な判断の必要性を強調。「ピッチャーの投げる球を見極めたうえで、バットを振れ」と、野球にたとえて説明した。 ■大衆は間違いをおかす  他人の見方と同じかどうかでなく、自分の把握している事実と推論が正しいかどうかが問題と述べ「事実と推論が正確なら、他人の意見は無視できる」と主張した。 ■株価の下落は、悪いことではない  投資家にとっての心得を、ハンバーガーにたとえた。「値下げになったら、買う側は喜ぶはずだ。『昨日、高い代金を払ってハンバーガーを買っておけばよかった』とは思わないだろう」と述べた。 ■好景気の時に、判断を誤る  ITバブルだった2000年には、自分が最高経営責任者を務めるバークシャー・ハサウェイ社の投資者に対する手紙で、株価高騰時に“買い”に走る投資家をシンデレラにたとえ、「舞踏会の時間がずっと続くことを願っているわけです」と述べた。 ■二日酔いが治って、また乱痴気騒ぎ  ITバブル期には、多くの人の投資行動を厳しく批判。「みんな、おかしくなってしまった。我々が歴史から得た教訓は、人々は歴史から教訓を汲み取らないことだ」と発言。過去を忘れてしまう人々の中にあって、過去を忘れないことが成功に結びつくとの“投資哲学”を表明した。(サーチナより)
コメントを書く
コメントを投稿するには、ログイン(無料会員登録)が必要です。