優利加さんのブログ

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11月7日以来ほぼ横ばい相場が続いているが・・・

昨日の米国株式相場は続伸した(DJIA +304.14 @44,293.13, NASDAQ +11.99 @19,299, S&P500 +.5.81 @6,001.35)。ドル円為替レートは153円台後半での動きだった。本日の日本株全般は高安まちまちとなった。東証プライムでは、上昇銘柄数が800に対して、下落銘柄数は784となった。騰落レシオは88.87%。東証プライムの売買代金は5兆158億円。

TOPIX +2 @2,742
日経平均 -157円 @39,376円

米国では、ベテランズデイのため債券市場・外為市場は休みだったが、株式市場ではトランプ氏の大統領当選の波に乗る「トランプトレード」が続いた。イーロンマスク氏ののテスラは9%上昇し、規制緩和期待を背景に金融株も上昇した。ダウ工業株30種平均は一時497ドル高まで上昇した。他方、米商務省が台湾電路積滞製造(TSMC)に対して中国向け出荷を停止するよう命令したことを受けて、半導体関連銘柄は軒並み売られ、フィラデルフィア半導体株指数(SOX)は2.54%と2日続落した。

本日11月12日の東京市場では、米国による対中輸出規制強化への懸念が高まり、半導体関連銘柄が軒並み売られて日経平均を押し下げた。後場には先物主導で日経平均は400円近く下げる場面があった。9月の日銀短観によると、2024年度の大企業・製造業が想定している為替レートは1ドル=144円96銭である。現在の1ドル=153円台なので上ぶれ余地がある。但し、与党が衆院選で大敗を喫し、政治の安定度が下がっており、これが予想PERを押し下げるので株価のマイナス要因となっている。

日経平均の日足チャートを見ると、上下にひげを引いた陰線となり、昨日の短陽線と併せると「包み線」となった。11月7日以来ほぼ横ばい相場が続いているが、株価サイクル③となっており、上方向へ振れやすい。

33業種中19業種が上げた。上昇率トップ5は輸送用機器(1位)、ゴム製品(2位)、建設(3位)、サービス(4位)、鉱業(5位)となった。

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