優利加さんのブログ

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日経平均、ザラバで一時40,000円台を回復

昨日の米国株式相場は続伸した(DJIA +201.36 @43,065.22, NASDAQ +159.75 @18,502.69, S&P500 +44.82 @5,859.85)。ドル円為替レートは149円台後半の前日比円安ドル高水準での動きだった。本日の日本株全般は上げる銘柄が多かった。東証プライムでは、上昇銘柄数が1,203に対して、下落銘柄数は386となった。騰落レシオは111.01%となった。東証プライムの売買代金は4兆4380億円。

TOPIX +17 @2,724
日経平均 +305円 @39,911円

米国では、FRBが11月及び12月にそれぞれ0.25%ずつ利下げするとの見方が主流となっており、米経済はソフトランディングする、或いは「ノーランディング」さえありうるとの観測が高まっている。債券市場では10年債利回りと2年債利回りの差が拡大しつつあり、一時は景気後退の前兆であると恐れられた「逆イールド」は今では完全に解消されて、平時の「順イールド」となったことで景気後退に対する不安が後退した。そんな中、先週発表されたJPモルガン・チェースなどの大手銀行の利益が予想を上回った。今週から本格化する第3四半期の各企業の決算発表に対する期待が高まり、株価全般は上昇した。コロンバス・デイの祝日のため債券市場と外為市場は休場のため薄商いとなり値動きは大きくなった。

本日10月15日の日本株全般は、米株高と円安ドル高の動きを受けて上昇する銘柄が多く、日経平均の上げ幅は一時600円を超え、ザラバで一時40,000円台を回復した。米国市場でアナリストが強気見通しを示したエヌビディアが買われて米ハイテク株の多くが上昇した流れを受けて、東京エレクトロンやアドバンテストなどの半導体関連銘柄が上げた。

日経平均の日足チャートを見ると、ギャップアップして続伸し、9月27日の戻り高値@39,829円を終値で上抜けした。ただ、上ひげを引いた短陰線で終えたので、上値では売り圧力が増大して株価の頭を抑えた。日本株相場はアメリカ株式相場次第の動きが続いている。株価サイクル②は継続中である。

33業種中21業種が上げた。上昇率トップ5は、銀行(1位)、保険(2位)、電気機器(3位)、情報通信(4位)、サービス(5位)となった。

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