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マーケット一言:エヌビディア決算待ちで静かながら底堅い...

公開日時:2024年8月28日18時07分

本日の日本市場はまたも明日朝のエヌビディア決算待ちの消化試合の様相で、東証プライム市場の売買代金は+3.3兆円弱と閑散、日経平均+0.2%、TOPIX+0.4%の小動きでした。
ドル円は145円までの戻りを試す円安ではあるものの戻り切れずでしたが、日本株は全体として9時半くらいまで弱かったあとは引けまでじり高と、今日も底堅さが目立ちました。
トヨタ+3.9%、ソニー+2.3%などTOPIXコア30銘柄が強く、指数は+0.8%とTOPIXの上昇率を上回り、今日も質のいい買い(しかしアグレッシブ買ってはこない)が継続していました。いいですね。

そのエヌビディアの決算は、その株価の反応とともに読むのは難しいですが、いずれにせよそのニュースで大きく下がったいい株は買えばいいと割り切れるマーケット(暴落でなければですが)ですので、まあある意味下がって安いところ買わせてくれ待ちでもあります。とりあえず待ちましょう。

エヌビディア決算というイベント前に、買戻しもあって超大型株や半導体関連株が上昇しますと、いつものごとく中小型株は蚊帳の外になりまして、グロース250指数は-2.3%と大きく下げました。

主力が下げをけん引しまして、GNI-8.4%、タイミー-2.3%、カバー-2.5%、フリー-7.1%と下げていたり、昨日賑わった宇宙関連もQPS研究所-9.6%、アストロスケール-10.9%と急上昇の前のレベルあたりまで下げてしまいと、久しぶりに悲しい展開でしたね。
利食いは出てくるレベルですので、今日のところはしょうがないところです。

まあイベント前に下げるのはいつものことですので、通過後の再物色を期待しましょう。(但し、明日ではないかもしれません。)
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