はんちくさんのブログ
ブログ
切り口が違う
朝のフジの番組で、
「リーマン元社員VS切られた派遣社員」
みたいのをやっていた。
派遣 「こうなったことの責任を感じませんか」
リーマン社員「責任とは?」
対決させる相手が違うのでは?
話が全くかみ合ってなかった。
金融危機について、足軽雑兵社員に問い詰めたところで、何も出てこないだろう。相場の波に漂う船虫程度のものだ。
見ていると、
「リーマンが潰れたから、こうなった」と言わんばかりの切り口。
一般マスコミは、「リーマンショック、リーマンショック」言っているが、相場に触れている人間からすれば、違和感を覚えざるをえない。
マスコミは、「リーマンショック」とひとつに括ってしまったほうが楽なのだろうが、敢えて括っているのでなく、本当に理解してないフシが見受けられることがある。
俺も、相場に触れていなければ
「リーマンのせいなんだろうな」
と思っているに違いない。
リーマンが破綻しようがしまいが、日経10000割れは確定していた。ファンド解約売りも同規模だったろう。
別に、勘違いでリーマンの社員が世間から恨みを買おうが一向に構わない。無罪ではなかろうし。
この様子だと、これからまだ起こるであろう出来事に、間違った解釈の報道がされることは多そうだ。
まあ、世間一般には、背景がどうだろうと、「暴落した」という事実は変わらないから、それでもいいのか。
>「リーマンが潰れたから、こうなった」
と言わんばかりの切り口
これ、ケロも違和感、感じてます。
だって、元はサブプラでしょ?
AIGは救ったけれど、リーマンは救わなかった。
サブプラが発端で、ハゲタカさんたちは、ドル売り。
資金を商品先物(原油)にシフト。
ドルが暴落、株価もますます下がっていった。
そこへリーマン・ショック。
カウンター・パーティはもうちょっと前から始まっていたけろ。
リーマンを救済しないことで、さらに、銀行間での不安が加速。
そういう話に触れずに、リーマンが潰れたから、経済危機?
違うでしょ?
経済危機だったからリーマンが潰れたんでしょ?
昔、山一が潰れたとき。
ケロは株どころか、世間のニュースすら感心ない子供だったけろ。
今でも、周りの高齢者さんとかは
『ヤマイチが潰れて、日本はおかしくなった』
って言ってます。
『ちがうよ~。日本がおかしかったら、ヤマイチはつぶれたんだよ~。けろ、勉強したもん』
って説明しても、耳を貸してくれません。
きっと、リーマンも・・・。
リーマンのせいで、世界恐慌になった。
って相場と無縁の人は語り告ぐのでしょうね。
メディアは報道の仕方に注意すべき。
っていうより、何も知らない人が、報道を伝えることが変!
って思います。
一番悪いのは誰?
クツを見事によけた、あのシロデブ?(爆)
こんばんは
便宜上「リーマンショック」と言われてるのかと思ったら、どうやらそうではないようです。
分かっている人間も居るのでしょうが、伝わり方が完全に「リーマンのせい」となっています。
僕の周りもそうです。
サブプライムは、終わっていた住宅バブルを、無理やり延長したもので、導入された段階でもう破綻することは決まっていた。
「ここ数年の金融市場の好調は、全てウソだった」
ということが、今年証明されたに過ぎない。
薄氷の上を歩いていたようなものです。
リーマンの破綻は、その途中の、単なる「現象」です
一旦下りになったら、今度は自分たちの首を自分で絞めて、小銭を搾り出してきたファンド。
パンパンに張っていた逆流のバネは、何があろうと、10月に弾けていたでしょう。
いちいち説明するわけにはいかないのはわかりますが、後年は「リーマンショック」という名前だけが残るんでしょうね。
ブッシュの野郎は、私欲で世界を無茶苦茶にしました。
靴では物足りないですねw
金融恐慌は日本ゼロ金利政策の終焉が引き金を引いた説もあります。このあたりはマスコミの説明能力の限界を超えています。金融システムの裏側をさらけ出すわけにはいかないでしょうからね。
今年は日記で楽しませていただいてありがとうございました。
来年もよろしくお願いします。
良いお年をお迎えください。
こんばんは
ゼロ金利が金融バブルを助長したのは間違いありませんが、終焉は、日本のミニ利上げが理由ではないでしょう。
その後も円キャリーは延々と繰り返されていました
サブプライムを頂点とした自然崩壊だと思います
いつもコメントいただいてありがとうございました
よいお年をー
おひさしぶりでございます。
2009年、はんちくさんにとって素晴らしい年になりますように☆ラブ
わー おかんさんだー
久しぶりぶり
その様子はきっと元気だね。
お互い、頑張っていい年にしましょうぜ
リーマンで盛り上がっていますね、そもそもクリントン政権のときに今の金融商品のほとんどの原型ができ、金融業が一番だと国民に思わせ、工業を日本や中国に押し付け、大きく儲けて来た。日本が儲け過ぎると課徴金を取り、今度は中国からとるのだろう。
金融商品に乗っかって日本も色々やったとたんに暴落。
グリンスパンがばら撒いた悪魔のシステムが世界中で炸裂、ところが、リーマンを救っておけばGMまで痛むことも無かった。ここにポールソン、ブッシュの両氏の間違いがある。そのおかげで日本の不動産が相当潰れた。彼ら3人の罪は重たい。バーナンキ氏は選んだ人が悪い。まったくの役立たずであったようです。
こんにちは
>リーマンを救っておけばGMまで痛むことも無かった。
ここは、かなり前からリーチが掛かってました。リーマンに涙銭を入れたところで、売れない車屋の行き着いた先は同じです。
リーマンが助かったから、突然GMの財務内容が良くなろうわけもない。
確かにグリーンスパンは、相当な戦犯だと思います。バーナンキは、ケツ拭きだけ。誰がやっても、結果は同じでしょう。膨らみすぎたバブルは、はじける他無い。
日本の不動産だって、ただ単に、外のバブルに便乗して上がっていたに過ぎない。すべては幻。
世界中の糞尿が片付いた後、次の展開をどうするかが問題です。
また、どこかのバブルに依存するようでは、本当に救いようが無い。