優利加さんのブログ

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これで8月5日の暴落分をすべて取り戻した!

昨日の米国株式相場は高安まちまちとなった(DJIA  -140.53 @39,357.01, NASDAQ +35.30 @16,780.60, S&P500 +0.23 @5,344.39)。ドル円為替レートは147円台後半での動きだった。本日の日本株全般は上げる銘柄が多かった。東証プライムでは、上昇銘柄数が1,342に対して、下落銘柄数は284となった。騰落レシオは92.15%。東証プライムの売買代金は4兆9725億円。

TOPIX +70 @2,554
日経平均 +1,208円

米国では、7月米消費者物価指数(CPI)、7月米卸売物価指数(PPI)、7月米小売売上高の発表を控え、強弱感が定まらず売り買いの方向性に欠けた。8月に入ってから米景気が減速しているとの見方から株価が異常なくらいの速さで急落したため、これから出てくる経済指標は注目度がいつも以上に高い。イランがイスラエルを近日中に攻撃するとの観測から中東の地政学リスクが高まり株価の上値を抑えた。

本日の東京市場では、前日のフィラデルフィア半導体株指数(SOX)の上昇を好感して、東京エレクトロンやアドバンテストなどの半導体関連銘柄が買われた。後場になると、下げ相場を期待して日経平均先物を売っていたヘッジファンドが買戻しはじめ、日経平均の上げに弾みが付いた。米株価指数先物も上げていたことで日本株を下支えした。外為市場で円相場の円高への揺れが落ち着いてきたことで自動車や機械など輸出関連銘柄も買われた。

日本経済新聞の集計によると、急速な円安修正と米景気減速を見越して2025年3月期決算見通しは業種により強弱が別れる。自動車(21%減)、鉄鋼(20%減)、電力(44%減)、石油(32%減)に対して、電機(14%増)、機械(6%増)、化学(28%増)。

日経平均の日足チャートを見ると、ギャップアップして始まるとさらに高値を追いかけ、陽線で終えた。本日で5日続伸して下向きの10日移動平均線を回復した。これで8月5日の暴落分をすべて取り戻した。また、5日連続で日足の安値を切り上げており、大きな悪材料がまた飛び出して来ない限り、上に行きたがっていると解釈できる。

33業種中32業種が上げた。上昇率トップ5は、保険(1位)、電気機器(2位)、証券(3位)、海運(4位)、非鉄金属(5位)となった。

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