米国株、3日ぶり反落 中東緊迫化やダウ・ケミカル急落響く

kuma_kuroiwaさん
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 29日の米国株式相場は3営業日ぶりに反落。ダウ工業株30種平均は前週末比31ドル62セント安の8483ドル93セント、ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は19.92ポイント安の1510.32で終えた。クウェート政府が石油化学合弁事業の解消を決定したことを受け、合弁相手の米化学大手ダウ・ケミカルが急落し相場の重しとなった。中東情勢の緊迫化も売りを誘った。 ダウ・ケミカルは合弁解消で成長分野への事業シフトが遅れるとの見方が出て、約2割安と大きく下げた。ダウによる米特殊化学品メーカーのローム・アンド・ハースの買収実現への懸念が出て、ローム株も急落した。
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