ウェルスパス投資顧問さんのブログ

最新一覧へ

« 前へ1件目 / 全254件次へ »
ブログ

マーケット一言:日経平均下げ幅史上最大、下げ率歴代2位...

公開日時:2024年8月5日18時46分

日経平均 -12.4%
TOPIX -12.2%
TOPIXコア30 -13.0%
グロース250指数 -15.8%
日経平均の-4,451.28円、-12.4%の下げは、下げ幅としては史上最大、下げ率として歴代2位となりました。
(ブラックマンデー翌日の‐3,836.48円、-14.9%が下げ幅2位、下げ率1位。)

先週末の米経済指標で、7月失業率が4.3%となって「サーム・ルール」を満たし、景気後退が示唆されました。
それによる米株の弱さや中東リスクの高まりなどありましましたが、それで今日の日本株が下がったということではありません。
(少なくともそれが一番大きな理由ではありません。)

先週からの金融市場の波乱は、非常に単純化して言えば、どうせ日本の金利は上がらないと高をくくって円で資金調達をし、それを円ベースでも、ドル転してドルベースでものリスク資産で運用するといった資金の流れが、先日の日本の利上げ(というよりは、その後の植田総裁の空気を読まないタカ派発言が一番悪かったと思っていますが、)により、資金の逆流が強烈に発生していることによります。
ですのでほぼ全ての金融資産が、理屈云々とはあまり関係なく、ただただ先月以前と逆の動きをしています。利上げしたのに円金利が下がっているとかいうのは、そういうことですね。
そして日本株が一番インパクトを食らっています。売りが売りを呼んでしまってるとはいえ、下げが強烈です。どんだけ大規模にそんな運用やってたんだよという感じですね。
米景気不安が高まるタイミングと一致してしまったのも不運でした。

今日は暴落と言っていいでしょう。
日本株の動きは前場で落ち着きかけていたところ、後場に入ってから日経平均で2,800円弱下がりましたのは、ロングオンリーのファンド投げや、自発的損切もしくは追証の個人の売りがあったことによりまして、昨日と比べて今日はややパニック気味の下げとなりました。
東証プライム市場の売買代金が今日は8兆円弱まで増えまして、セリングクライマックスと言えなくもない(セリングクライマックスであってほしい)感触にはなっています。

ここは買いなのでしょうか、売りなのでしょうか。
【続きは公式サイトでご覧ください】
コメントを書く
コメントを投稿するには、ログイン(無料会員登録)が必要です。