優利加さんのブログ

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「並び赤」となり、下方向には行きたくないとう「意思」

昨日の米国株式相場は高安まちまちとなった(DJIA -49.41 @40,539.93, NASDAQ +12.32 @17,370.20, S&P500 +4.44 @5,463.54)。ドル円為替レートは154円台後半の前日比円安水準での動きだった。東証プライムでは、上昇銘柄数が445に対して、下落銘柄数は1,163となった。騰落レシオは98.41%。東証プライムの売買代金は4兆1668億円。

TOPIX -5 @2,754
日経平均 +57円 @38,526円

米国では、31日に米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を控えており、方向感が乏しい動きだった。今回のFOMCでは、政策金利が据え置かれるとの見通しが主流だが、発表後のFOMC声明とパウエル議長の記者会見をマーケットは注目している。

本日の東京市場では、米国株式市場でダウ工業株30種平均が下げたことを嫌気して、朝方は売りが優勢となり、日経平均は一時400円近く下げた。また、31日の金融政策決定会合で日銀が利上げを見送るとの観測が有力となり、長期金利(新発10年債利回り)が低下した(0.995%へ)。利上げを警戒して売られていた不動産株の一角が買い戻され、肩透かしとなりそうな銀行株は売られて下げた。

日経平均の日足チャートを見ると、安く寄り付いてから切り返して陽線で引けた。昨日とほぼ同じ形のローソク足であり、2日をまとめて見ると「並び赤」となり、下方向には行きたくないという相場の「意思」を暗示しているようだ。

33業種中22業種が下げた。下落率トップ5は、鉱業(1位)、銀行(2位)、パルプ・紙(3位)、繊維製品(4位)、金属製品(5位)となった。

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