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マーケット一言:東京エレクトロンの大きな下げで日経平均...

公開日時:2024年7月17日19時37分

今日は指数としては日経平均-0.4%、TOPIX+0.4%とまちまちな動きとなりました。
日経平均の下げ-177.39円は、東京エレクトロン-7.5%での‐263.82円分がありましたので、それが無ければ日経平均もプラスでした。東証プライム市場で上げた銘柄数が全体の69%となり、全面高ではありませんが全体の雰囲気は悪くなかったです。

個別銘柄の動きでは、昨日に引き続きトランプトレードあり、昨夜の米株市場の動きを引き継いだ、先週の金曜日に近いファクターによる大きなリバランスの動き(トランプトレードとは逆方向の動き)あり、米政権による東京エレクトロンやASML(蘭)などに対中半導体規制で厳しいルール検討のニュースで半導体関連銘柄の大きな下げあり、円高傾向で輸出株の弱さあり、決算発表関連ありと、てんこ盛りの材料が重なった動きになっていましたので、見ているだけでも疲れました。色々あり過ぎて、大きな流れが非常に読みづらく、個別銘柄にちょっと手が出しづらかったですね。指数でプレーするか、デイトレーディングに徹するかのような感じでした。

トランプトレードでは、三菱重工+3.9%、川崎重工+10.4%など引き続き防衛関連銘柄が買われました。ヤマシンフィルタ+13.8%が上がっているうちは、トランプトレードが続いているという一つの目安となります。
ファクターによるリバランスの動き、対中半導体規制とASMLの決算発表は半導体関連銘柄には逆風で、東京エレクトロンだけではなくディスコ-4.5%、レーザーテック-5.0%など軒並み大きく下がりました。
リバランスと円高はセットになっているようなのですが、そうすると大型株である銀行、自動車株が売られまして、三菱UFJ-0.4%、トヨタ-0.5%など、小幅ではありますがTOPIXが堅調の中での下げとなりました。
今まで買われていない株が買われるということで、今日は繊維製品、建設業やパルプ・紙のセクターが強かったです。

そして今年買われていない株の代表である中小型株は、今日は迷いなく強く、グロース250指数は+2.0%の大幅高となりました。
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