(今日は、保有株は、特に、大きな動きは、ありませんでした。)
日経新聞、6月26日(木)からです。
1 1月から、始まった新ニーサと、円ドル為替は、相関がある。
図の、「消えた日米金利差と日米金利差との連動」では
1月から、ニーサの投資に連動して、円安が、進んでいる。
株式、投資フアンドは。24年1月から5月の合計で、5兆円で、大幅なドル買いになった。
新ニーサの場合、長期運用を前提にした積み立て投資が多く、継続的に、円
売り注文が出やすい。
2000兆円の個人金融資産に対して、5兆円の海外投資は、大規模とは言えないが、まだ本格化していないと、考えるのが自然だ。
海外の投資家も、こうした需給構造の変化を受け、円売りドル買いの姿勢を変えていない。
日米金利差が、大幅に縮小しない限り、円安に振れやすい構造は、変わりそうにない。
2 以上の事から、円ドル為替は、さらに円安になると考える。
3 この場合、株は、どうなるか。
輸出企業は、恩恵があり、輸入企業は、減益要因になる。
国内消費者物価は、更に、上がってくる。国民の生活は、更に、苦しくなる。
ガソリンも更に、高くなる。
(輸入企業は、例えば、1ドル150円で輸入していたものが、1ドル160円になると、150円で買えたものが、160円を払わないと、買えないことになる。この分、買いのコストは上がる。これが次の会社に移る時は、この多く支払った分を、転化する。そして、最終製品の、小売業で売る品物は、値段が高くなる。これが、物価高である。)
7月に日銀の、利上げは有るが、為替にはほとんど、効果はない。
(利上げで、恩恵を受けるのは、銀行と、損害保険会社、生命保険会社。運用益が金利高により、上がってくる。)
日本の、国債の利払いは、更に、大きくなる。日本国債の、評価、格付けが下がる。最悪の場合、株価は、大暴落となる。