何か、もうかったという、感じです。
吉永小百合の夢を見る。前橋に移ってから、桐生に通勤する時の夢です。
場所は、赤堀の小さい山の辺りです。ここで、夢のなかでは、土地が変わっている。
幅が50メートル。傾斜角度が15度。平面の長さが100メートル。どういうわけか、芝がきれいに、植わっている。スキーが出来る。
その坂の下から、坂の上に向かって、2人で歩くというか、登っていく。吉永は、セーターを着ていた。ズボンをはいていた。そして、さかんに、私に話しかける。にこやかに話しかける。
話しかける内容は、はっきりしないが、私は、それに答えながら、登ってゆく。
坂の頂上に着く手前で、目が覚めた。
夢だと分かったが、とても、嬉しかった。美人と、一緒に歩けるなんて、夢物語だ。それが夢になったのだ。本当の夢だったですけれど。
吉永と言えば、声の出ない時があった。これはNHK特集「吉永小百合」で知った。そういえば、思いつく事がある。NHKの大河ドラマ「樅の木は残った」で、声の出ない娘役で出演していた。おそらく、この時だろう。脚本には、声の出る役だったのが、声が出なくなったので、急きょ、声の出ない娘役に変えたのだろう。これは、吉永は素人だと、言われたのが、原因である。
役者で、声が出ないのは、致命的欠陥である。さぞ、辛かったことだろう。
そして、吉永は、女優としては、別格だという。見事に返り咲いた。コマーシャルでテレビのアクオスを宣伝していた。この時には、完全に復活していた。
そして、NHK特集では、ひきこもりの息子が、アパートに閉じこもっている場面で、吉永が、母親役で、激しく玄関のドアをたたき、「ここを開けなさい。」という場面があった。この時には、吉永の手から、血が滲み落ちたという。
そこまでやらなくても、良いと思うが、これが役者魂なのだろう。別格という理由である。