優利加さんのブログ

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レンジ相場の真ん中くらいの株価位置に戻ってきた

昨日の米国株式相場は小幅続伸した(DJIA +56.76 @38,834.86, NASDAQ +3.41 @17,860.43, S&P500 +13.80 @5,487.03)。ドル円為替レートは157円台後半での動きだった。本日の日本株全般は上げる銘柄が多かった。東証プライムでは、上昇銘柄数が1,028に対して、下落銘柄数は573となった。騰落レシオは101.15%。東証プライムの売買代金は3兆3474億円。

TOPIX +13 @2,729
日経平均 +89円 @38,571円

米国では、米5月小売売上高が予想を下回り(前月比+0.1%<予想+0.3%)、米連邦公開市場委員会(FRB)が利下げを決断しやすくなった(9月に実施するか)として米10年債利回りが前日の4.279%から4.218%へ低下した。株価にはプラスとなったが、同時に景気の悪化も懸念され、株価は小幅高で終った。

米国株の続伸を受けて、本日の東京市場では、日経平均は一時300円超上げた。しかし、その後失速して上げ幅を縮小した。本日は米国では奴隷解放記念日(ジューンティーンス)の祝日のため休場なので売買が不活発だった。フィラデルフィア半導体株指数(SOX)が史上最高値を更新したが、日本の半導体銘柄では、アドバンテストが上昇したのに対して、東京エレクトロンやディスコは下落して、SOXが上がれば半導体銘柄なら何でも上がるという局面は明らかに終わった。

日経平均の日足チャートを見ると、続伸してあと少しでやや上向きの25日移動平均線を回復しそうである。5月初旬から始まったレンジ相場のちょうど真ん中くらいの株価位置となった。どちらへ振れてもおかしくない位置である。

33業種中22業種が上げた。上昇率トップ5は、保険(1位)、輸送用機器(2位)、不動産(3位)、陸運(4位)、サービス(5位)となった。

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