国防を政策の中心に据えない政党に政権は任せられない。55年体制で自民党一強体制が続いた理由のひとつは、2番手の社会党が「自衛隊は違憲」と主張していたことだったのを思い出すべきです。 党内に右派・左派両方の思想を取り込むことが、広い支持を得るには不可欠です。 かつて自民党は旧民主党から松本剛明(現総務大臣)氏や長島昭久(衆院議員)氏、細野豪志(元民主党幹事長)氏らを引き抜いたと言うが選挙の為だろうが立憲民主党をはじめとする野党も、自民党から人材を引き抜くくらいの気迫を見せなければ、国民から「政権与党を任せても大丈夫だ」とは見なしてもらえないでしょう。