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これは、いい夢なんだろうか。悪い夢なんだろうか。
一つ目
結婚したての頃、お正月に、女房の実家に、泊まった。そこでの夢。
仙人らしき、白い着物を着て、白髪の杖を持った老人が、空中を向こうの山から、ゆっくりと、こちらに来る。そして言う。
「株式で、損をしないには。負けないようにすればよい。」
後で考えれば、これは、そうなのだが、仙人か、神様が、わざわざ出てきて、そう言ったところが、残っている。
二つ目
最初は宅配便で、札束を封筒に入れて、持ってきた。
それが、何回か続くと。次には、段ボール箱で。持ってくるように、なった。
その、段ボール箱の数が、次第に、増えていった。そのうちに、部屋が、段ボール箱で、いっぱいになる。もう、数百億円だろうか。あるいは1000億か。
そのうちに、今度は、大型トラックで、来るようになった。
「もう、部屋が、段ボールでいっぱいで、居る場所がないから、要らないです」
「わたしも、サインをもらわないと、帰れないんです。」
困ったなと、思っていると。近所の人が来て。
「家の前が、大型トラックで塞がれて、外出できない。なんとかしてくれ。」という。
そこで、外に出て見ると。
ジュラルミンの大型トラックが、10台くらい、並んで、次の番を待っている。
そのうちに、パトカーが来て、
「通行の邪魔になりますので、直ちに、移動してください。」と、
マイクで言う事態。
もう、困ったなと、思っていると、目がさめた。