日経平均は、5銘柄の影響を除けば方向感は出ず上値も重い

情報誌に掲載されました。未経験から株式投資を始めて20年以上。大昔は資金激減と半減を数えきれないほど繰り返しましたが、株式投資だけで生活できるようになりました。大失敗の経験を元に作成したホームページ「素人投資家の挑戦(情報誌での掲載内容もご紹介)」、私が売買した銘柄を公開している「勉強できる私の買い付け」こちらも、ご覧いただけると嬉しいです。 慎重かつ丁寧な投資を心掛けながら、資金を少しずつ増やし続けている実録です。


株日記は「米国株について」を朝の8時頃

「日本株について」を夕方に(1日2回)更新しています。


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5月23日 木曜日


日本株について

本日の日経平均株価は、486円高の39103円で取引終了。

取引開始から30分間は乱高下しますが、その後は落ち着き高値揉み合い。後場は買い先行で一段高、その後はほとんど動かず。


〇東証プライムの売買代金と騰落状況

売買代金は4兆4084億円、出来高は15億6422万株。

値上がり銘柄数は865、値下がり銘柄数は723、変わらずは61銘柄でした。


〇日経平均採用銘柄の騰落率

値上がり銘柄数は145、値下がり銘柄数は77、変わらずは3銘柄でした。

上昇率の高い順

帝人 10.3%高

ディスコ 8.0%高

レーザーテック 6.3%高

ルネサスエレクトロニクス 5.5%高

アドバンテスト 5.4%高


下落率の高い順

ネクソン 5.6%安

三菱マテリアル 3.6%安

三越伊勢丹HD 3.3%安

DOWAホールディングス 2.1%安

三菱地所 2.0%安


〇米国株による影響

(米国株については、朝の株日記で詳しく書いています)

ダウ平均 0.51%安

ナスダック 0.18%安

S&P500指数 0.27%安


先読みするのが難しい状況は、日本株に対する手控え要因だと思っています。


ゴールドマン・サックス、ホームデポ、アムジェンの3銘柄で125ドル押し下げていますので、これを差し引くと僅かな下落。他2指数も大きく下げていませんから、少しだけマイナス材料。


半導体関連株にプラス材料

エヌビディアの好決算は、日本の半導体関連株にプラス材料。


〇欧州株による影響

イギリス(FTSE) 0.55%安

ドイツ(DAX) 0.25%安

フランス(CAC) 0.61%安


直近の相場は、イギリスとドイツが高値からジリ安。フランスは大きく下げています。本日は3市場揃って下落。弱い欧州株は日本株にマイナス材料。


〇為替相場による影響

朝から1ドル156円70銭を挟む動き。前日から少し円安になっており、少しだけプラス材料。


〇先読みするのが難しい

最近の相場は、日米欧共に高値警戒感から利益を確定する動きが広がっています。一方で、これまでの強さを受けた先高期待もあって買いが入り、フランス以外は大きな下落になっていません。各国の先行き不透明感が強まっており、日本株を含めて先読みするのが難しいと思っています。


本日の相場は、大きなプラス材料がないため、欧米株の下落を受けた日本株売り。上昇しても上値は重いと予想していました。


結果は、486円高(1.26%)となりましたが、5銘柄の影響を除けば196円高(0.5%)です。

アドバンテスト(78円)、ソフトバンクG(70円)、東京エレクトロン(64円)、ファーストリテイリング(43円)、レーザーテック(35円)、5銘柄で290円押し上げています。エヌビディアの好決算を受けて、半導体関連株が大きく上昇しました。


5銘柄の影響を除けば、方向感は出ず上値も重い。

プライム市場の43%が下落、52%が上昇。


業種別では25業種が上昇、8業種が下落。

上昇率トップは電気機器、その他に機械、繊維、保険、精密機器が1%を超える上昇率になりました。最も下落したのは石油・石炭で1%を超える下落。鉱業、非鉄金属、不動産、その他製品などが下落しています。


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