結果、乳がんが縮小し、現在に至るという。
重曹とクエン酸を一緒に服用すると中和反応が起きてしまい、それぞれの効果が減弱する可能性があると話した。
同時に、イタリア人医師であるシモンチーニによる重曹抗がん治療と、
メキシコ人医師ハラベ・ブケイによるクエン酸抗がん治療とで、
それぞれ異なる書籍に記載されていたのであるが、
偶然にも、両方とも、膵臓ガンステージ4と脳腫瘍に対する結果が載っており、重曹カテーテル治療では消えなかったガンが、クエン酸ではともに3ヶ月でガン細胞が消滅していると話した。
恐らくは、重曹よりもクエン酸の方が、人体への親和性が高いからだろうとも話した。何しろ、生化学で学ぶように人体にはクエン酸サイクルがある。
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シモンチーニは、重曹にたどり着く前は、食用レバーに塩を振ると、
その内臓が変性するのを目撃し、塩がガンに効くかも知れないというインスピレーションを得たという。
しかし、塩では内臓に与えるダメージが大きすぎるため、塩の代替として重曹を応用したと書籍にあった。同時に、ガンがカンジダによって起きているのではないかと思いが巡り、カンジダの研究をした上で、重曹がカンジダ退治に有効だと気がつき、そのためガン治療に応用したのだという。
しかしながら、本当にガンがカンジダが原因で起きているのか、はたまたガンになって結果的にカンジダがこびりついているのか、論争が絶えないらしいが。
いずれにせよシモンチーニは、重曹をだらだらと服用するのは避けるべきだと主張している。カテーテルなど使ってガン細胞に重曹が届くように治療する際でも、古典的な抗ガン剤と同じく時間テーブルに沿って投与している。
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このように、いずれの角度から検討しても、
重曹よりも、クエン酸の方がヒトに対してより一層かつ多大に有益に思えてならない。
冒頭に紹介した乳ガン患者も、クエン酸単独で服用すれば、
より一層効果が出るのではないか。