クリスマス明け26日の米株式相場は小幅に続伸。ダウ工業株30種平均は前営業日比47ドル7セント高の8515ドル55セント、ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は5.34ポイント高の1530.24で終えた。関連金融会社の銀行持ち株会社化の承認を受けゼネラル・モーターズ(GM)が大幅高となったほか、石油株が買われ、株価指数を押し上げた。 米連邦準備理事会(FRB)が24日夕、GMの関連金融会社で自動車ローンを手掛けるGMACの銀行持ち株会社化を承認した。GMACは金融安定化法に基づく公的資金注入の申請が可能となる。GMの経営再建に向けてプラス材料のひとつとみなされ、GM株は12%上昇した。原油先物相場が急反発し、エクソンモービルやシェブロンが堅調だったこともダウ平均を押し上げた。