小学生の頃見たテレビ番組です。拳銃さばきに注目すると、すばやいですね。
ハリマオとはインドネシア語で、「虎」という意味です。マレーシアから来た人に、ハリマオを知っているかと聞くと、びっくりしていました。何でそんな言葉を知っているのかと、思ったのでしょう。
この辺りでは、虎はハリマオと、言っているのです。盗賊になった男で、社会のおたずね者になる。旧日本軍は、この男を利用して、インドネシアを、植民地から解放すると、宣伝する。
快傑ハリマオ オリジナル バージョン
https://www.youtube.com/watch?v=cI2Jn0RE9ns
(ウイキより)
『ハリマオ』は、1989年制作の日本映画。太平洋戦争中のマレー半島で活躍した“マレーの虎・ハリマオ”こと、谷豊を戦後の反戦史観で描いた映画。史実と異なり、谷が日本軍に毒殺される脚色が見られる。
ストーリー
かつてマレー半島はイギリスの植民地であった。イギリス人、マレー人、華僑が基盤を築くマラヤの世界とは別に、昭和初期から入植した日本人たちは自分たちのコロニーを築き、その一つ「クアラトレンガヌ」には小さな理髪店を営んでいた谷家の姿もあった。
谷家の長男、豊はマレーで育ち自然の流れで朋友とイスラム教の儀礼を受けるが、やがて日本人のアイデンティティーを持ちながらマレー人として生きる矛盾への疑問が芽生え、父の愛人である富子への思慕も日に日に大きくなっていった。
徴兵年齢になった豊は祖国へ渡るが、軍国主義の社会では、よそ者は冷遇の対象でしかなかった。徴兵検査に落ち傷心の豊がマレーに戻った。中国大陸では満州事変が勃発。日本の中国侵略に抗議する華僑たちは排日運動を起こし、富子の娘で豊の異母妹の千鶴子が暴徒と化した不良華僑に殺されるが、反日のイギリス警察は犯人の華僑を野放しにする。
官憲に食ってかかり牢屋に入れられた豊は、日本からもマレーからも受け入れられない惨めさを噛みしめると、出獄後に仲間と共に盗賊に身を落とし、暗い社会のお尋ね者になる道を選ぶ。富豪の華僑とイギリス人から金品を奪い、タイとマレーを飛び回る神出鬼没ぶりは“ハリマオ”(harimau:虎)と呼ばれる。