ゴールド価格、一気に1万2,000円突破しましたね~
楽天証券の今月の無料Kobo本にゴールド投資の本があったので気になる箇所をピックアップしてみました。
--------------------- 目 次 ---------------------
- ゴールド投資基礎講座
- ゴールド投資実践マニュアル
- ゴールド購入先:商品別ランキング
- ゴールド投資信託・ETF・金鉱株商品別ベストバイ
- ゴールド投資のチャートの見方
- 失敗しないゴールド投資
- 税金の裏技
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この中から気になった「ゴールド投資のチャートの見方」を見てみます。
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ゴールド投資のチャートの見方
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■チャートの基本
- チャートは日々の価格推移をまとめたもの
- チャートの形状から今後の値動きを予測できる
- 一般的にはローソク足がよく使われる
■チャートを見れば買い時と売り時がわかる
- 上向きに進むチャートは価格が上がっている
■移動平均線を組み合わせて相場のトレンドを読む
- 移動平均線でトレンドの転換期をつかめる
- 移動平均線を2本表示させるとトレンドを読みやすい
■金は世界の経済状況に価値が左右されやすい
- インフレに向かうと金価格が上がる
<要因>
- インフレ:インフレの懸念が発生すると金が上がる
- オイルマネー:OPECの加盟国は金に投資している
- ドルとの関係:連続的にドルが下がるとヘッジとして金が上昇する
- 米国経済:米国経済が好調だと金売りドル買い、低調だとドル売り金買い
- 年金ファンド:長期投資派の年金ファンドは金を購入すると金価格の下支えとなる
- 地政学リスク:国際緊張の高まりでヘッジとして金が上昇する
- 需給バランス:需要に対して供給量が限定されており価格が下がりづらい
⇒金融不安のときに金が選ばれる(有事の金)
<金の価格が大きく動いた事件>
- 1980年1月:アフガニスタン戦争
- 1987年10月:ブラックマンデー
- 2001年9月:アメリカ同時多発テロ
■金の価格変動が起きた要因をチャートで読み解く
- 世界の経済情報が悪化すると金価格が上がる
- 金価格と米国金利は逆相関関係にある
■金の売買のタイミングを「ドルの強さ」で判断する
- ドルインデックスは米ドルの強さを表す
- ドルが弱くなれば金価格が上がる
■「恐怖指数(VIX)」の動きで金の需要を推測できる
- 投資家の心理状態を数値で表した指標
- VIXと金相場の関係性を捉える
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失敗しないゴールド投資
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- ゴールドを組み込んだポートフォリオで安心投資
- ポートフォリオを見直してゴールドの保有量を増減
- ゴールド投資は資産を守る「お守り」として向き合う
<ゴールドリバランスのポイント>
- 「ゴールド1割」にこだわりすぎない
- 金価格を常に気にする必要はない
- 「守る」ための運用を心得る
- ゴールドの売買はポートフォリオを基準にする
<売買タイミングの目安>
- ゴールドの比率が1割未満:買いを検討
- ゴールドの比率が1割より多い:売りを検討
<売却時の課税を抑える工夫>
- 50万円以下の売却は全額非課税
- 50万円を超える場合、保有期間に応じて変動
- 5年以上保有:長期譲渡所得(総合課税)⇒課税対象額が半額に
⇒ゴールドは、長期運用をしながら保有比率が上がったら売る