(昨日、丸大食品(ハムメーカー)を買いました。プリマハムと同じく、値上げで、利益が回復しております。比較的、安全ではと、思います。参考までに。それと、投資資産が最高額を更新したらしいです。)
「人生、定年後が面白い」と、口癖にしていたが、考えてみると、自分で自由に生活できるのであるが、これが、また実に難しいことが感じられる。人間いくら頑張っても、たかだか、80年か90年。
昔、会社の帰りで、雪村いずみの「テネシーワルツ」を車の中で聞くたびに、会社での辛さを感じ、みじめなもんだ、はかないなと思った。
そして、太平洋戦争後に、進駐軍の兵士がよく、祖国を思いながら聞いたと言われる歌である。おそらく、NHKも進駐軍に遠慮して、この曲をよく流したのあろう。カーラジオで聞くと、侘しさが、身に応える。
昔のレコードからCDに入れたのであるが、レコード盤の針の音がそのままに聞こえ、いかにも哀愁を誘ってくる。
アメリカ兵と言えども、人の子である。好んで、戦争をしたのではない。国の命令で、戦争をして、そして、日本占領の任務をしている。その時、故郷を思い浮かべ、このテネシーワルツを聞いたのであろう。テネシーといえば、テネシー川である。故郷の父母は、兄弟は元気だろうかと、沈んだ、面もちだったのだろう。
わたし自身、この歌は、幼い頃に聞いたのである。その頃は何とも思わなかったが、何故か心に引っかかる歌である。この歌は、雪村いずみも歌っている。日本を離れて一人、孤独のまま、この歌を歌ったのかもしれない。真相は分からずが、何故かそんな空想を浮かべている。
そして、残された、時間である。どこまでやれるかわからない。体力は落ちてくる。生きるとは、こんな、たわいのないものかと思える。しかし、生きてみよう。あわてなくていい。そのうちに、お迎えがくる時まで。
テネシーワルツ パティ・ペイジ 聞き比べ
https://www.youtube.com/watch?v=75AKlsFBJi4