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ルックHD~ライフスタイルを創造する企業
8029 ルックHD [ 繊維製品 ]
【概要】
- 62年(昭和37年)にレナウングループの婦人服部門として創業。その後、親会社は清算され資本関係は解消。海外に積極展開し、香港、韓国、イタリアに出店。売上は、日本4割・韓国5割・その他1割くらい。
- 自社ブランドはなく、欧州ハイブランドとの提携・買収で、企画・販売している。クラウス・ポルト(ポルトガルの石鹸メーカー)、IL BISONTE(イタリアのレザーブランド。バッグ、ウォレット)、マリメッコ(フィンランドのデザインハウス。北欧デザインの定番)、APC(フランスのカジュアルブランド。ジーンズで有名)。かつてはマークジェイコブスも販売していた。
- 社風はおっとりしていて、手堅い印象。
【基本データ】2024.09
- PER:7.3→8.4
- PBR:0.5→0.4
- 配当:3.6→4.0:性向24・DOE2%、優待、12月、10年減配なく余力有。
- ROE:7.6
- 営利率:6%
- 自己資本:63→60%
- 来期予測:増収増益→増収減益
- 四季報:復調→上向く→連続増配:下記に挽回。増配。
- 大株主:海外・投信16%。自社・取引関係多数。
- 空売り:GLMが時々売るも現在なし。機関の状況。7400、11倍。
- 経営者:〇:多田 和洋(プロパー)。他役員も生え抜き。
- 比較会社:三陽商会
- 判断:変動:1000-4000,理論:5686
【ニーズ】
- ヨーロッパのハイセンスなファッションを紹介。
- 本質的エレガンスを追求し、顧客のライフスタイルを創造する。
【トピック】2024.06
- 24年より毎月10日、場中に月次報告を発表。
- 28年までの中期目標は、営業利益率(5.5→7%)、配当性向(25→30%)、ROE(7.6→10%)。意欲感じるも、三陽商会と比べると地味な印象。
- 事業PFの調整は機動的に実施。ブランド数は広げ過ぎず、質の高いものを厳選している。
- 今後は東南アジア、米国での出店を計画。
- 業績予想はボラがあり、予測のむつかしさがある。過去はコロナやリーマンなどは大幅減となった。24/12期は当初に増収増益を予想。しかし1Q決算は、売上は前年並、経常利益は前年比28%減といきなりの暗雲。2Qでは増収減益と下方修正を発表。月次「売上」は前年比約1%増だが、経費増と韓国での値引き販売で利益減と説明。四季報は後期に挽回と予測。
【投資判断】24.10
- 23年決算は増益増配も株価は大幅下落した。下がりすぎと考えて購入。
- ボラが大きいので配当を目安に保有量を調整。24.9月に買い増して主力銘柄に。
- 1Qは期待ハズレ、2Qで増収減益・下方修正と、3Qは53%しかなかった。国内は回復基調だが、韓国は経済冷え込みから減少傾向、暖冬の影響もあって、24年度決算は80%程度にとどまる可能性がある。
- ファンダ・配当は申し分ないので、今後も株数を調整しながら長期保有したい。
【参考資料】
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関連銘柄:
ルックHD(8029) -
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