マーケットはエヌビディアの決算発表を固唾を飲んで身構えている

優利加さん
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昨日の米国株式相場は続落した(DJIA -64.19 @38,563.80, NASDAQ -144.87 @15,630.78, S&P500 -30.06 @4,975.51)。ドル円為替レートは149円台後半の前日比円高水準での動きだった。本日の日本株全般は下げる銘柄の方が多かった。東証プライムでは、上昇銘柄数が598に対して、下落銘柄数は991となった。騰落レシオは101.45%。東証プライムの売買代金は4兆2861億円。

TOPIX -5 @2,627
日経平均 -101円 @38,262円

米国では、水曜日の引け後に決算発表を控えるエヌビディアが警戒感(年初から先週末まで約5割の急上昇)から大幅安となったことに加えて、年初から大きく急上昇して来た主力ハイテク株の一角が利益確定のため売られた。主要3株価指数は揃って2日続落した。

本日の東京市場では、米国株の続落を受けて売りが優勢となった。東京市場でも米画像処理半導体(GPU)のエヌビディアの決算発表内容とそれを受けた株価がどう動くか固唾を飲んで身構えている。期待先行で急上昇してきただけに、決算発表の良しあしに関わらず一旦手仕舞いとする動きが優勢となると予想するがさてどうなるか。

日経平均の日足チャートを見ると、下げたが上下に短めのひげを引いた短陽線で終えて下げ渋りを見せた。この3日続落したがこの3日間で下げた値幅は先週金曜日に空けた窓の範囲内である。つまり、今までのところ下げるとすぐに押し目買いが入り、下値は堅い。

33業種中19業種が下げた。下落率トップ5は、鉱業(1位)、保険(2位)、石油・石炭(3位)、機械(4位)、空運(5位)となった。

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