米国市場はFRBが利下げをするかどうかで株価指数を上げ下げする相場であり
景気後退という事象を完全に無視で動くようになった。
過去のデータから判断すると、
金利が下がれば株価は上がるし、その逆も然りだが、
先週末の雇用統計でNFP・賃金が爆増したおかげで
金利が上がったにもかかわらず
ダウ・NASDAQ・S&P500は軒並み最高値更新という
今までの常識ではない動きを記録した。
昨今の相場はあまりにもわかりづらいし、理解するのも大変。
邪推ではあるが、
高速アルゴ取引やAI使用のプログラム取引などが蔓延って
「今まで通りの思考」のトレーダーを置き去りにしているのが現状なのだろうと。
経験則に捕らわれると、現在の指数の動きを把握するのはなかなか厳しいが、
裏を返せば
今までの経験則を表裏反対にみればいいのかもしれない。
