23日の米国株式相場でダウ工業株30種平均は5営業日続落。前日比100ドル28セント安の8419ドル49セントで終えた。ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は続落で、終値は10.81ポイント安の1521.54。米格付け会社が米自動車大手に厳しい見方を示したことや、11月の住宅販売件数が低迷したことが重しとなった。 米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)が前日夕、米自動車大手3社の破綻リスクは依然大きいとするリポートを発表。あわせてゼネラル・モーターズ(GM)やクライスラーの格付けを引き下げた。ムーディーズ・インベスターズ・サービスも前日夕にフォード・モーターの格下げを発表。GM、フォードの下落率は二ケタに達し、市場心理を冷やした。