もう、何年前だろうか。テレビで放送した番組である。夏目雅子が、美しい人だと思った。孫悟空が出てくる西遊記である。
天竺(インド)目指し、当時の唐には無い、お経の経典を、手に入れるために、長い道のりを歩む、物語である。
この大元は、唐の僧侶、玄奘三蔵(げんじょうさんぞう)が、天竺のお経を、手にいれるために、国外に出ることは、禁止された時代、死を覚悟して旅に出たのである。
その旅は、大変な苦難の連続だったろう。それでも、天竺の経典を求めて、旅だったのは、何だったのか。考えさせられる。
知りたいということと、人々を救うということが、強い願望だったのだろう。
そして、天竺で、猛烈に学習し、多くの経典を、唐に持ち帰った。ここでも、事を成す人は、大変な努力家であることがわかる。今でもそうだ。今でも事を成す人は、大変な努力をしている。一般人には、これが理解できない。楽して、遊んで、金儲けなんて事は、有りえない。
物語の西遊記では、様々な脚色が、なされている。「さごじょう」は、元々、神様だったのが、三蔵法師に、使える用心棒として描かれている。
孫悟空は西遊記の三蔵法師が出てくるまで、西遊記の前編で大暴れして、釈迦により岩谷に、閉じ込められた猿である。そこへ、三蔵法師が来るまで、何年も、待たされるのである。もうひとつ、豚の化け物も、用心棒として仕えている。
この西遊記では、NHKの番組(歴史探偵だったかな)によると、話は一つではなく、幾つかの話になっているという。
金閣、銀閣の化け物が、坊主を食べると、長生きするというので、三蔵法師を食べようとする。ここで、孫悟空が大活躍して、この化け物を退治する。
また、金火山という山は、灼熱地獄である。これは砂漠の気温が昼は40度、夜はマイナス3度という気温の大きなことから、出てきたのだろう。
また、三蔵法師は、生臭坊主であるというのもある。「あの桃をとってこい」と家来にいう。桃とは女性器のことである。あそこにいる若い女性を連れてこいである。この場合は、ただの話だけではなく、それ以上のことを暗示している。
日本にも、昔話の「桃太郎」でも、お婆さんが、川で洗濯していると、大きな桃が、流れてくる。この場合は、お婆さんは妊娠したことを、しめしている。
GODIEGO / ガンダーラ // ゴダイゴ / Gandhara
https://www.youtube.com/watch?v=mC0DxoVStGw