寒くなりましたね。
吉永小百合は、女優の中で、別格だと聞く。田中絹代、高峰秀子と並ぶ、女優だろう。
しかし、彼女は、世間から「芸が素人」だと言われ、ショックから声が全く出ない時があった。NHKの大河ドラマ「樅の木は残った」では、声の出ない娘役として出演した。この時は、本当に声が出なかった。さぞ、辛かったであろう。
しかしそれを乗り越えて、今では、普通に声が出るようになった。気が付いたのは、シャープのテレビの宣伝、「アクオス」であった。
大変な時を乗り越えて、復活した女優。このことから、吉永小百合は、別格だと、言われるようになる。
NHKの番組で、「引きこもりの子供」を、ドアをたたいて、「ここを、開けなさい」という場面があった。この時、彼女の手からは、本当に血が滲み落ちた。これが、役者魂かと思った。
大女優と言えども、役者人生で、困難なこともある。それをなんとか、乗り切ることに、人としての美しさが有るのだと、思う。
凡人でも、見習うべきである。それが結果としては、堂々たる人生への、入り口になるのを、期待して。
吉永小百合/「寒い朝」 /マヒナスターズ
https://www.youtube.com/watch?v=ezQUhHyFdps
この歌は、小学生の中学生の頃、ラジオでよく聞きました。もう、なつメロも、過ぎてますね。