(こんな、老いぼれのブログでも、80から100のアクセスがある。人は、やっぱり、何かを求めているのかな。)
この10日間、漫画、「日本むかし話」をネットで見ている。
この中で、記憶に残るものです。
ある山間の村で、深い谷川があった。そこには橋が無く、川のこちら側は、向こうにゆけないで、向こう側は、こちらに来られなかった。
向こう側には若い男、こちら側には若い女がいて、そのうちに声をかけるようになった。そして2人は、この谷川に橋をかけようと決め、それからは、2人とも、夢中で働き、橋の建設資金を貯めた。数十年が過ぎた。橋の建設で足りない部分は、村人が出し合った。
やがて、橋は完成する。
その橋を渡って、既に、中年となったその女は、男のところに、嫁入りをした。村人は「こんな美しい嫁はいない」と褒めたたえた。村人は、橋のために一心不乱になって働いたその中年の嫁を、褒めたたえたのであった。
自分のためだけではなく、村のために、働いた女を、褒めたのであった。
(今の、国会議員の中で、女の国会議員に、このような人はいるだろうか。まず、いねえなー。)