優利加さんのブログ

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高値警戒感が強く上値では売り圧力が優勢

先週金曜日の米国株式相場は高安まちまちとなった(DJIA +117.12 @35,390.15, NASDAQ -15.00 @1,4250.85, S&P500 +2.72 @4,559.34)。ドル円為替レートは149円台前半での動きだった。本日の日本株全般は下げる銘柄の方がやや多かった。東証プライムでは、上昇銘柄数が631に対して、下落銘柄数は973となった。騰落レシオは113.65%。東証プライムの売買代金は3兆1053億円。

TOPIX -9 @2,382
日経平均 -178円 @33,448円

米国では、感謝祭の祝日の休日明けの米国株式相場は午後1時までの短縮取引だった。ビッグフライデイの買い物シーズンが始まったこともあり、ウォルマートなどの小売り株が上がる一方、米10年債利回りが上昇したためにハイテク株は軟調となった。結局、ダウ工業株30種平均は上昇したが、ナスダックは小安く下げて、高安まちまちとなった。

本日の東京市場では、日経平均が3営業日ぶりに反発した。ただ、高値警戒感が高まっており、戻り売り圧力は強く、陰線で引けた。中国の景気減速懸念も日本株の重荷となっている。それでも、日経平均とは明らかに異なる動きをしているものが、11月中旬から上昇基調が続いているのが海運株である。ばら積み船市況を表すバルチック海運指数が10月18日高値@2,105に迫る2,102(11月22日)まで上昇して来たことが好感されていることが背景にある。

日経平均の日足チャートを見ると、6月19日に付けたバブル崩壊後のザラバ高値@33,772円を終値ベースで上抜け出来ずに苦戦している。先週金曜日と本日の2日連続で、高く始まっても結局陰線で終えたことから、一気に上抜くには相当大きな買い材料の出現が必要だろう。

33業種中24業種が下げた。下落率トップ5は、非鉄金属(1位)、機械(2位)、輸送用機器(3位)、鉱業(4位)、パルプ・紙(5位)となった。

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