TOPIX -5 @2,368
日経平均 -34円 @33,354円
米国では、マイクロソフトがオープンAIを解任された元CEOサム・アルトマン氏を人口知能(AI)研究チームに迎え入れると発表した。このニュースを好感して、マイクロソフト株は2%強上昇して上場来高値を更新した。また、ボーイングも5%強上昇し、共にダウ工業株30種平均を押し上げた。
東京市場では、昨日に続き本日も高値警戒感から利益確定売りが優勢となった。外為市場では、1ドル=147円台前半まで急激に円高になり、自動車株をはじめとして輸出関連銘柄が下げた。日経平均の下げ幅は100円を超える場面もあった。ただ、東京エレクトロンやアドバンテストなどの半導体銘柄は買い優勢であった。
日経平均の日足チャートを見ると、昨日の「波高い線」の翌日の今日は定石通り下げたが、大きな下げとはならなかった。日本株の先高観が強いため、調整はあったとしても浅くなるとマーケットは見ているようだ。
波乗り十八番銘柄のN株は、本日、買い玉の半分を利食い売りしました。下げても良し、上げても良しの半身の構えです。
33業種中17業種が上げた。上昇率トップ5は、海運(1位)、パルプ・紙(2位)、鉱業(3位)、サービス(4位)、陸運(5位)となった。