TOPIX ±0 @2,337
日経平均 +17円 @32,585円
米国では、米10年債利回りが安定的に推移したことを好感してハイテク株を中心に幅広い銘柄が買われて大幅反発した。11月9日のIMFのパネル討議でパウエルFRB議長が「さらなる引き締めが適切であれば、ためらいなくそうする」とタカ派的発言をしたが、株式市場はこのような発言に慣れて来たようであり、大きく売られて崩れることは少なくなって来た。
本日の東京市場では、米国株高を受けて高く始まり、日経平均の上げ幅は一時300円を超える場面があった。しかし、次第に戻り売り圧力が増して来て反落し始めた。また、米格付け会社が米国債の長期発行体格付けを「ネガティブ」へ引き下げたことや、米政府機関の一部閉鎖懸念が再び高まり始めたため、マーケットは警戒した。
日経平均の日足チャートを見ると、前日比ギャップアップで始まったが戻り売り圧力に押されて陰線で終えた。終値で見ると11月6日以来のアイランドの範囲内での動きが続いており、上下の基調的方向が定まっていないため、上放れるのか或いは反落するのかについてかなり不透明である。
波乗り十八番銘柄のN株は本日、全玉を利食い売りして手仕舞いしました。眠狂四郎の秘剣「円月殺法音無しの構え」なので、また動き出せば初動の小波にすぐに乗ります。だから、上下どちらへ動いても構わないんです。
33業種中17業種が上げた。上昇率トップ5は、倉庫・運輸(1位)、ゴム製品(2位)、保険(3位)、その他製品(4位)、電気・ガス(5位)となった。