優利加さんのブログ

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着実な利幅を確保しながら回転数を高める

昨日の米国株式相場は高安まちまちとなった(DJIA -40.33 @34,112.34, NASDAQ +10.56 @13,650.41, S&P500 +4.40 @4,382.78)。ドル円為替レートは151円台前半での動きだった。本日の日本株全般は上げる銘柄が多かった。東証プライムでは、上昇銘柄数が1,285に対して、下落銘柄数は332となった。騰落レシオは104.52%。東証プライムの売買代金は4兆443億円。

TOPIX +29 @2,335
日経平均 +480円 @32,646円

米国では、もうこれ以上の利上げはないだろうとの期待が高まり、米10年債の利回りが4.50%を割り込んだ。さらに、原油相場も大幅続落して75ドル割れまで下げて来たため、インフレ高進懸念が一層弱まった。ダウ工業株30種平均は前日までに7日続伸しその間に1,700ドル上昇ていたため、この日は売りにやや押されたが、S&P500は8日続伸、 ナスダックは9日続伸となった。

本日の東京市場では、日経平均は3日ぶりに反発した。米長期金利の低下を好感した米国市場でのハイテク株買い、外為市場で1ドル=151円台まで進んた円安・ドル高を背景に相場全体が上げた。今日の大幅反発について特別な買い材料は見当たらないが、明日はSQなので投機筋による思惑的な買い仕掛けが相場を押し上げたとういう見方もある。

日経平均の日足チャートを見ると、「三羽烏」ならぬ「二羽烏」で下げて来たところを陽線で切り返して「たすき線」を形成して下方向の動きを打ち消した。このまま上方向へ続伸するか、只の相場の迷いかどうかは後になってみないと分からない。だが、はっきり分かっていることがある。トレーダーがすべきことは相場の流れを「感じて」、その流れに乗り続けることである。頭で未来を精緻に分析しようとしても、結局は猿のダーツ投げにすら負ける。私が心がけていることは、一応は頭で分析し続けてはいるがその分析が間違っても困らないように建玉操作によって補正しながら相場の波に乗り続けることである。

波乗り十八番銘柄のN株は、本日、売り玉をすべて利食い返済し、同枚数の買い玉でドテンしました。「円月殺法音無しの構え」の建玉法を正しく理解しており、適切に実践していれば誰がやってもほば同じ結果となります。コツは一回のトレードで大きな利幅を敢えて狙わず、着実な利幅を確保しながら回転数を高めることです。一回の利幅が2~3%であっても、上げ相場でも下げ相場でも、1週間で2回転させれば1週間で狙える利幅は4~6%になります。調子が良い時は1週間で10%くらいになります。

33業種中31業種が上げた。上昇率トップ5は、その他製品(1位)、石油・石炭(2位)、鉱業(3位)、証券(4位)、空運(5位)となった。

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