投資歴20年のmasaさんのブログ

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米国株はハイテクへの売りが止まらず

情報誌に掲載されました。未経験から株式投資を始めて20年以上。大昔は資金激減と半減を数えきれないほど繰り返しましたが、株式投資だけで生活できるようになりました。大失敗の経験を元に作成したホームページ「素人投資家の挑戦(情報誌での掲載内容もご紹介)」、私が売買した銘柄を公開している「勉強できる私の買い付け」こちらも、ご覧いただけると嬉しいです。 慎重かつ丁寧な投資を心掛けながら、資金を少しずつ増やし続けている実録です。


株日記は「米国株について」を朝の8時頃

「日本株について」を夕方に(1日2回)更新しています。


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10月27日 金曜日


米国株について

ダウ平均は251ドル安の32784ドルで取引終了。

午前中は小高いところから右肩下がり。午後は大きく買い戻されるも、引けにかけて安値圏まで売り込まれる「往って来い」。


〇主要3指数

ダウ平均 0.76%安

ナスダック 1.76%安

S&P500指数 1.18%安


〇ダウ構成銘柄

8銘柄が上昇、22銘柄が下落しました。

上昇率の高い順

IBM 4.9%高

ベライゾン 2.3%高

メルク 1.9%高

ダウ 1.0%高

ボーイング 0.8%高


下落率の高い順

マイクロソフト 3.8%安

ナイキ 3.4%安

アップル 2.5%安

ビザ 2.4%安

シスコシステムズ 2.0%安


〇経済指標

・7-9月期GDP速報値は+4.9%

4-6月期の+2.1%から大きく上昇し、21年10-12月期以来で最大の伸び。市場予想も上回っています。


個人消費は+4.0%となり、4-6月期の+0.8%から大きく上昇。

こちらは市場予想とほぼ一致。


・9月の耐久財受注は、前月比+4.7%

市場予想を大きく上回っています。


〇良好な経済指標と金利低下でもハイテクへの売りが止まらない

株式相場に影響を与える指標として注視されているGDPと耐久財受注が、共にポジティブサプライズと言える好結果。また、5%台に乗せていた10年債利回りが大きく低下。


普通にみると株式相場に大きなプラス材料、とくに長期金利の急低下はハイテクにプラス材料。しかし、ハイテクへの売りが止まらずナスダックは前日に続き大幅安。大きな節目で強い抵抗になる13000を下回ったことで下げに拍車がかかった印象。


次の節目は12500で(95ポイント安)、7月の高値から続いている下落トレンドにおける下限(安値を通るライン)でもあることから、そろそろ押し目買いも入ってきそうです。12500を下回れば、次は12000が下値抵抗に。


個別では、マイクロソフトが大幅安となり、1銘柄でダウ平均を84ドル押し下げています。他、アップルなども下落。


〇ハイテク下落が他業種へも波及

損失補てんの売りが他業種へも波及、雰囲気も悪くなり相場全体の重しになりました。


〇ダウ平均は押し目買いで下げ渋り

安値圏で終えましたが、押し目買いが入って大きく下げず。大きな節目で強い下値抵抗となる33000ドルを下回りましたが、下げに拍車はかかっていません。また、マイクロソフトとアップルでダウ平均を111ドル押し下げていますので、これを差し引くとダウ平均は140ドル安です。


〇目先の下値抵抗と上値抵抗

下値は32500ドルで、上値は33100ドルになると考えています。


チャートを含めた全ての表示はブログで、ご覧下さいませ。

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