優利加さんのブログ

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パウエルFRB議長のタカ派発言が火に油を注いだ

昨日の米国株式相場は続落した(DJIA -250.91 @33,414.17, NASDAQ -128.13 @13,186.18, S&P500 -36.30 @4,278.00)。ドル円為替レートは149円台後半での動きだった。本日の日本株全般は下げる銘柄の方が多かった。東証プライムでは、上昇銘柄数が659に対して、下落銘柄数は944となった。騰落レシオは81.49%。東証プライムの売買代金は3兆2818億円。

TOPIX -9 @2,256
日経平均 -171円 @31,259円

米国では、新規失業保険申請件数や9月の中古住宅販売件数が予想以上に強い結果となり、さらに、パウエルFRB議長が「インフレは依然として高すぎる」「さらなる金融引き締めが正当化される可能性がある」と発言して追加利上げの可能性を示した。これにより利上げ終了がさらに先送りされたと解釈され、米10年債利回りが4.996%まで上昇し、2007年以来となる5%寸前まで上昇した。これを受けて米株式相場は大きく下げた。

米国株の下落を受けて、東京市場でも株価は下げる銘柄が多かった。日経平均の下げ幅は一時300円を超えた。中東情勢もイスラエル軍がガザ地区との境界線に軍隊を集結しつつあり、ガザ地区への軍事侵攻により軍事衝突がエスカレートしそうな雰囲気である。週末なのでこの土日に何が起こるか分からないため、ほとんどの投資家は積極的な買いポジションを取ろうとすることに慎重になったと思う。

日経平均の日足チャートを見ると、2日連続で窓を空けて続落したが陽線で終えたため、下げ渋りのサインは出ている。それでも、米国株が日本時間の今夜も大幅続落すればもう一回窓を空けて続落する可能性は高い。8月18日安値@31,275円は本日既に下回ったので、次の下値支持線として意識しているのは10月4日安値@30,487円である。

「円月殺法音無しの構え」が基本の型とすると、上段、中段、下段のどの方角から切り込まれても適切にに反応することができます。株価の予想は一応しますが、自分でもあまり自分の予想を信じておらず、短期的にはよく外れます。それでも建玉法が予想の外れを補正してくれるので最終的には勝つことが多いです。波乗り十八番銘柄のN株の売り玉はそこそこの含み益となってきたので、もし、月曜日に一段と下げて大陰線となるなら、一旦買い戻すかもしれません。

33業種中21業種が下げた。下落率トップ5は、保険(1位)、輸送用機器(2位)、証券(3位)、小売り(4位)、科学(5位)となった。

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