『母親になって後悔してる』 オルナ・ドーナト著

小督さん
小督さん
2016年刊行、
日本を含む十数か国で翻訳されて大反響を受けた話題書 

イスラエルの女性は平均3人の子供を出産し、
OECDの統計によると加盟国の中でトップの出生率だそうです

先進国は少子化が進んでいる中で奮闘していますが、 
イスラエル人は中東に位置する国家存続のため国力増強、
民族維持との自覚も強いのでしょう   

インタビューの対象は子どもを持つ26~73歳のユダヤ人女性23人。 
「今の知識と経験を持って過去に戻れるとしたら、
あなたは母になって子どもを産むでしょうか?」 
との問いに、「自由がない」「自分には向いていない」など、
否定的な気持ちを口にします 

その一方で話題を子どもに変えると、
全員が子どもに対して深い愛情を持っているのです   

一度母親になってしまえば非母(ノンマザー)に戻れない。
母親になったことを後悔しても、
得られた子どもを愛しているのならば、
それだけで十分母親としての務めを果たしていると言えるのではないでしょうか  

日本はようやく少子化対策を始めようとしていますが、
多子多産な社会は女性の働く場がなく、
「男は家庭をもって一人前」と圧の強い社会なんですよね  

結局、人間の尊厳や多種多様な価値観を認めると、
少子化が進むのはやむを得ないと思うのです 
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#Israel #books
6件のコメントがあります
1~6件 / 全6件
小督さん
yoc1234さん 
こんばんは 

うちの嫁は息子にご飯を作らせるんですよ、
と怒っている女性がいたので、
手の空いている方がやったらいいじゃですか、
と言っても納得できない姑さんがいました 

子どもをみてくれる人や場所があればいいのですが、
頼れる人がいないと大変そうですよ
yoc1234さん
こんばんは。

こう言うの日本では爺婆が出てくる福井方式。

米国などがベビーシッターに頼む方式。

男がやるなんて、日本は間違ってる。

みんな知ってて言ってるんだろうか?

ブラジル人の女子は子供を施設に預けて、工場に来てくれてた。
小督さん
アイビーあずささん 
こんばんは 

子どもさんが小さいうちに働くには職場の理解が必要ですね。 
同じ主婦同士で休む時にはお互いカバーし合えると良いのですが、
今はどころもギリギリの人数で働いているので、
突発的に休まれると仕事に穴をあけることになり、
困る職場がほとんどだと思います 

娘さんの会社は働きやすそうな職場だと思うのですが、
店舗の人数が5人から3人に減らされたのですか・・・それはきついですね 

男子も家庭科が必修になった世代から家事や育児を率先して取り組む人が増えたように思いますが、
こればっかりは人によるみたいですから・・・。 
娘さんの旦那さんは協力的な人で良かったですね 

社会保険料も増え続けていますし、ほんと先々不安になります。 
コロナや物価高で子どもを控える気持ちもわかります。 
だからこそ、こんな時に子どもを望む人には大きく支援をするべきだと思うのです
今晩は、小督さん。

>高校の無償化、給食費の無償化、医療費の無償化、と子育て世帯に優しく、
社会が子どもを育てる方向に舵を切る自治体が多くなりました 

実生活の中では色々と問題があるみたいです。

娘の会社は福利厚生が良かったので、産休育休の後も
心配なく復帰が出来ましたが、隣の方は同じ時期に
育休開けて仕事に復帰したのですが・・・
仕事が結局続けられる状況で無くて辞めたそうです。
娘は結婚したのも20代後半で流産したりでしたが
お婿さんがまめな人でサポートを色々してくれるので
2人産めました。

勤務校のスクールサポートの方は週3日勤務ですが
友人と何年かぶりに友人と食事するのに
ご主人に良いかな~と子供を2人頼んでやっと出かけたそうです。
ご主事は月に1度位自分の遊びで出かけるそうです。

娘の会社も去年合併して福利厚生がマイナスになりました。
それでも未だ、下の子が小学校終わりまで時短で仕事が出来るみたいですが
店舗の人数も5人から3人になり子供が病気の時に以前よりも
気軽に休めなくなったと話しています。
娘よりも若い世代は子供を育てずらくなってきています。

女性が安心して子供を産める環境は
中々来ない感じです。。

小督さん
堅実さん 
こんにちは 

高校の無償化、給食費の無償化、医療費の無償化、と子育て世帯に優しく、
社会が子どもを育てる方向に舵を切る自治体が多くなりました 

近年では団塊ジュニアがベビーブームを起こす可能性を秘めた世代だったにも関わらず、
氷河期世代と化してしまいました 

消費税増税の話も持ち上がっていますが、
一般人の生活が苦しくなるとさらに少子化が進むとしか思えないのです 

かくなる上は、子どもを望む世帯に安心して子どもを育ててもらう他ありません 
堅実さん
ちわーす

イスラエル・これは自然な女性の感情だと思います。

日本の、少子化対策は、うまくいくかどうか。予想できません。それは、夫婦、それぞれの事情が、あるからです。
男は仕事、女は家庭という考えは、戦後、一貫してそう考えるようになった経緯があります。

モーレツに男は残業までして働く。その分、母親は、子供の育児で仕事ができないという慣習があったからです。
最近になって、少しずつ、価値観が変わってますが、まだ、男社会の仕事という意識が強く、働いていると思います。社会の変革は、100年かかるのかと、思います。少しずつ、女も仕事という意識が、芽生えてきましたが、ゆっくりとした、変革になるのでは。



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