日本ではセパともに6チームあって、それぞれの代表が日本シリーズで日本一を決めます。このチーム数が奇数だったらさぞややこしいことでしょう。
ところがアメリカのメジャーリーグは、リーグこそ、アメリカン・リーグとナショナル・リーグのふたつだけれど、それぞれに東、中、西と地区がみっつずつあって、その各地区に5チームが所属しています。
ね、なんだかややこしそうでしょう?
リーグ戦からして、同じ地区で4チームが試合やる日に、1チーム余ってるんです。なんだか麻雀ルームでひとり余分になってるみたいな風だけど、そこは待ってるわけじゃなくて、日々、ほぼ全チームがどっかと試合をやっています。他地区とか、他リーグとかと。日本で言う交流戦をずーっとやってる感じですね。試合数も多いです。
さて、そんなことなので、リーグ優勝が決まったあとのプレーオフもなかなかたいへんです。
4段階あります。
1.ワイルドカード・シリーズ 3地区の優勝チームを勝率順に①②③とし、2位以下で勝率の高い順に④⑤⑥とします。③~⑥の4チームでまず2チームを勝ち抜きを決めます。総当たりじゃないです。たしか③と⑥、④と⑤が試合するトーナメント風です。
2.地区シリーズ 上記の1を免除されていた①②と1を勝ち抜けた2チームで地区代表を2チーム決めます。これもトーナメントですね。
3.リーグチャンピオンシップシリーズ 上の2チームから1チームを決めます。
4.ワールドシリーズ 3のアメリカン・リーグとナショナル・リーグの代表同士で世界1を決めます。何が世界かというと、カナダのトロント・ブルージェイズがあるから、だったかな(-^^-);