おまけのおまけ で、まだはっきりしなくて、としていたRssOrderIdList(発注ID一覧),RssOrderList(国内株式注文一覧)周りの動きについて、楽天さんに問い合わせを敢行し、バグ認定⇒アップデート(来月中)の運びになったとのメッセージをいただきました!
私のブログでも訪問者数が多い楽天RSS関連の内容ですので、できるだけ多くの方と共有できればとブログ内での公開をMSG送信者様にお願いしましたところ、RSSユーザが少しでも増えればと快諾していただきましたので、以下に掲載させていただきます。
何かのお役に立てていただければ幸いです。
なお、楽天さんに対する最初の問い合わせ窓口はやはり「電話」だったそうです。
その後、メールでログ等の情報交換が始まって、何とかバグであることを認め、改修という流れに至ったそうです。
===以下、お寄せいただいたメッセージです (一部抜粋)========
For で注文を連続発注するとRssOrderIDListにてエラーが発生する件について、私も同じ症状が出て、かつ再現性が無いため色々悩んでおりましたが結論を言いますと楽天RSS側のエラーでした。
注文番号にエラー(具体的には注文番号が表示されずハイフンが表示される)が出ても、発注できるケースもあり事態は複雑です。
なお、又聞きになりますが、知人が詳細エラーログを楽天証券で送ったことで発覚し楽天証券側からの回答がRSSのエラーということらしいです。
短時間で繰り返し処理が一定数を超えるとエラーが起こるということです。
「なぜエラーが放置されいたのか?」については最初は「そのような注文方法を取るのはお客様だけ」「他のお客様から苦情が無い」という理由だったとのこと。
エラーログを送ったところ、楽天側のRSSのエラーが発覚したという経緯のようです。
余談ですがユーザー側に落ち度はないものの機会損失、または損失補填はなかったそうです。
その理由は「楽天側でもエラー分の注文の確認が取れないため」だそうです。
(ユーザー側は発注IDで確認可能ですが..)
他にももう一つのエラーも発覚しており(存在しないシートをRSSが勝手に参照するエラー)
修復はともに次のアップデート、具体的には8月中を予定しているとのことです。
しかしこちらのエラーは一般ユーザーは気づくことはなく、外見的も発注は問題なく通るようです。
一方、それまでの暫定処理として、Forの間に少しウェイトを入れると”解決する可能性が高い”そうです。
基本的にRSSはマーケットスピード以上の情報は表示することはできないのですがいくつか例外があり、その一つがRssOrderIDListです。
つまりは部分的に情報はユーザーのPCで処理されているそうです。
そのために発覚が遅れたのかもしれません。
====いただいたメッセージはここまで================
その後、何度かやり取りをさせていただき、他にも、エクセルをログ診断モードにすることでエラーの検出が可能になるなど、色々なノウハウを教えていただきました。
結局、リリース時期はその後2転3点して、先日10/1にリリースされました。
https://marketspeed.jp/ms2_rss/update_history/
アップデート当初は修正されたバグの内容が何も記載されていなくて、上の訪問者さまから、楽天さんへの再度のメールにより内容が記載されたようですが、かなり修正箇所がはしょられてしまっているようです、、、
なお、問い合わせ窓口については、なぜかログイン後の画面からは導線が無いようなのですが、以下からフォームでの問い合わせは可能です。
https://www.rakuten-sec.co.jp/web/form/member/faq/input.html
※これは別の訪問者様から教えていただきました!
基本的に、使い方に関する問い合わせはNGです。
余りに問い合わせが多くてRSSサービス自体を終了させてしまおう、などと言うことにならないよう、問い合わせにつきましては慎重にお願いします。
手数料も無料化したりで、けして楽な経営状態ではなさそうですので、、、
残念ながら楽天RSSについての技術交換の場などは特に見当たらないとのことでもありました。
なので、とりあえず、この記事のみにつきましてはコメント可として、簡単な情報交換の場として利用可能な状態にしてみたいと思います。
こんな問題で躓いているけど、解決された方は居ませんか?といった質問などをあまり大きな期待をせずに書いてみていただければと思います。
楽天RSS関連以外のコメントがあふれるようでしたら、その時点で、他の方法を考えたいと思います。
追加情報
早速、アップデート後にいじってみましたが、不安定だったRssOrderIdList(発注ID一覧)、RssOrderList(国内株式注文一覧)が、毎回正しく表示されるようになりました。
1秒までのタイムラグは無さそうなので、若干のwaitをかけてから参照すれば取得できるようになっていました。
空売り在庫数のように、RSS関数一覧のpdfで自動更新の欄が「×」になっている項目については、マーケットスピードⅡのコマンドバーの「更新」ボタンを押してやらないと、最新の値は表示してくれませんのでご注意を。
VBAからだとsendkeysで以下のように送ってやると、全シートの値を更新してくれるようです。
Call SendKeys("%y2")
Call SendKeys("y7")
ちなみに生の SendKeys "%(y2)" を使うと、NumLockのバグが発生するようなので、参照設定ダイアログで「Windows Script Host Object Model」にチェックしてやった上で、これを使う方が良いとのことです。
Control IDが取得できれば、CommandBarsのexcuteで値の更新ができそうなのですが、サードパーティのコマンドバーだからか、うまく取得ができずで、、、
ご存じの方がいらっしゃいましたら、是非、コメント欄で教えてくださいませ。