TOPIX +0.32 @2,264
日経平均 -81円 @30,995円
米国では、翌日に雇用統計の発表を控えて株式相場は売り買いともに慎重だった。内容次第では長期金利が跳ね上がりかねないので、どちらかというと売りがやや優勢となった。
本日の日本株全般は、米国株が小幅反落した流れを受けて、株価指数に対するウェイトが大きい高PERの値がさ株の一角が売り優勢となり日経平均は小幅下落した。また、昨日は大幅反発したことで戻りの売り待ちの売りも出易かっただけでなく、日本市場が3連休を控えた週末であるということも加わり様子見ムードが支配的となった。
日本時間の今夜午後9時半に9月の米雇用統計が発表された。予想外に強い結果だったため、長期金利に上昇圧力がかかっており、今現在(日本時間で午後11時5分)再び10年債利回りは4.80%を超えている。当然、米株価は下げているが、今のところは急落というほどでもない。夜が明けるとどうなっているかは予断を許さないが。
33業種中21業種が上げた。上昇率トップ5は、海運(1位)、パルプ・紙(2位)、電気・ガス(3位)、食料品(4位)、証券(5位)となった。