【概要】
- 小型自動旋盤で首位、昭和13年に新潟で創業した老舗。
- M&Aを繰り返して成長。
- 中国・インドなど新興国を中心に展開し、海外比率が9割。
- 利益率高く、自己資本も積み上げて配当余力十分。
【基本データ】2024.06
- PER 7.3→11.3→13.7
- PBR 1.1→1.2
- 配当 4.0→3.3:3・9月。14年減配なし・性向30%。機動的な自己株買。
- ROE 15.9→10
- 営利率 17
- 自己資本 48.5→47.2
- 来期予測:増収増益:中国が回復して反転。
- 四季報:下振れ→上向く→好転:営業益上向く。
- 経営者 ? 社長は生え抜き、他役員は金融機関など外部人材。
- 大株主:海外・投信37%だが、7月以降持分減少。変更届。
- 空売り:57500→90600→125300。8.1→5.2→2.8倍。売り買い共に増え取引活発。機関は様子見。
- チャート:中国回復と歩調合わせ良好だったが曲がり角。
- 判断:変動:1100−2000。買:‐1200、売:上2000‐、理論4550
【ニーズ】
- 精密工作機械の製造が社業。創業時はミシン、近年は自動車やスマホのパーツ向け旋盤へと変遷。
- 海外進出意欲が旺盛で、かつては米国、近年はアジアに注力。M&Aも積極的で、時代に適応している。
【トピック】2024.05
- 24/03決算は前年比マイナスだったが会社予想を上回った。24/3の受注は100億を超え、25/03期は強気の増収増益を予測。
- 配当は維持し、前年と同規模5%の自社株買いを実施予定。総還元額は配当の1.5倍はある。
- 海外展開は中国が主体、近年は韓国・インドにも拡大中。
- 収益の7割以上を中国が占めるので、同国の影響は大きい。中国経済は回復機運。
- ニデックによる工作機械再編の動き。