はるるっぴさんのブログ

最新一覧へ

« 前へ7件目 / 全649件次へ »
ブログ

戦国時代の終わりから現在までの歴史的サイクル

先月、知人(女性)がベトナムに行ってきたので、話を聞きました。

ベトナムは観光地として日本でも人気があるので、みんかぶの会員さんも旅行などで行かれた方はいらっしゃると思います。コロナ前の話ですが、わたしの知る独立系のFPの方もベトナムに投資目的で訪問していました。投資先としても魅力あるかもしれません。

ベトナム旅行に行った彼女がガイドさんから聞いた話です。

日本人がベトナムに来ると、これまでは「ベトナムは暑い」と言ってそうですが、今年、ベトナムに来た日本人は「ベトナムの方が日本より涼しい」と言う人が多いとか。

ベトナム旅行に行った彼女が一番印象に残ったのは、バイクの多さだそうです。

バイクが止まってくれないので、横断歩道を渡るのも大変だし、歩道を歩いていてもバイクが歩道を走ってきて、油断して歩いているとぶつかりそうになるらしい。

ベトナム人の平均月収は3万円くらいなので、自動車を買えるのは金持ちだけ。
ほとんどのベトナム人は移動手段として、バイクを使います。ホーチミンの地下鉄は未だに開業していません。

クーラーはまだ普及していないので、仕事場も扇風機を使っているところが多いようです。そのため、朝早くから仕事をして、昼間は昼寝の時間があると聞きました。(正しい情報はベトナムの専門家へ)

彼女がベトナム旅行に行く前に、一緒に行く友人と電話をしていたときの話です。

旅行に持っていく現金をいくらにするか友人と相談していたそうです。彼女が「200万くらい用意しとけばいいかなぁ~」と電話で話をしていると、横で電話を聞いていた母親がびっくりして、

「なんで200万もいるの~」(;゚Д゚)

と言って驚いたそうです。

電話が終わった後で、母親に説明したそうですが、200万ベトナムドンのことで、日本円にすると12,000円くらいですね。おかあさんは、日本円と勘違いしたようです。

・・・

戦国時代の終わりから現在までの歴史的サイクル

素人のひとりごと日記です。
(正しい情報は、信頼できる専門家へ)

以前の日記にも書きましたが、昔、HSBCの女性社員の方に、優秀な個人投資家を紹介してほしいと頼みました。

そこで、塾の経営をされているとても優秀な個人投資家を紹介いただきました。

その方から、金(ゴールド)について、より専門的なことを教えてもらいましたが、そのほかにサイクル理論についても教えてもらいました。

彼は、サイクル理論も勉強していて、その中で、80年サイクルの話もありました。

また、これも以前の日記に書きましたが、相場研究家の市岡繁男先生とスターバックスでコーヒーを飲みながら、お話をする機会がありました。

市岡繁男先生は、数少ない立派な専門家だと思います。
市岡先生も80年サイクルの話をされていて、ネット情報からも見ることができます。

個人的にも80年サイクルは、チェックしています。

80年ぶりの『大転換』 過去のパラダイムシフトの中でも大規模になるか?

市岡先生の書かれた記事を引用しながら、日本の80年サイクルで起きた出来事を少し書いてみます。

スタートは、戦国時代が終わり、江戸時代に入る1620年から

【中心年 1620年】

1615年 大坂夏の陣 豊臣家が滅びる
江戸幕府の体制が固まる

【中心年 1700年】

1702年 赤穂浪士討ち入り
1707年 宝永大地震、富士山噴火

元禄時代の終わり(江戸時代のバブル崩壊)

享保の改革へ

【中心年 1780年】

1772年 田沼意次の改革 緊縮財政政策
1782~88年 天明の大飢饉
1783年 浅間山噴火(天明大噴火)

寛政の改革へ

【中心年 1860年】

1853年 黒船来航
1858年 日米修好通商条約締結
1860年 桜田門外の変
1867年 江戸幕府が政権を返上(大政奉還)
1868年 明治維新

【中心年 1940年】

1931年:満州事変
1937年:日華事変
1941~45年:大東亜戦争(太平洋戦争)

【中心年 2020年】

2011年 東日本大震災
2020年 新型コロナウイルス 感染症の世界的流行
2022年 ロシアのウクライナ侵攻(日本への影響あり)
2022年 インフレ率、オイルショック以来、40年ぶりの水準

2025年 戦後80年 大転換あるか?

このように書いても、株価は堅調なので、「何言っているの?」と思われるかもしれません。
(金利が上がっているのに、株価が上昇しているのは、変です。利下げ期待で上昇しているということですが、いつまで続くでしょうか? いきつくところはファンダメンタルズです)

米国のFRBが5%を超える水準まで利上げしているので、米国の金融機関(含むノンバンク)の保有する負債の大きさから金融バブル崩壊は、そう遠くない先に現実になる可能性があります。

(補足説明)
金融機関は、預かったお金を、国債、株式、債券で運用しています。国債、株式、債券は、金利が上がるとその価格が下がります。これが金利負担に相当する。

投資信託も同じで、信託会社やファンドにとっては、顧客から預かった投資信託は負債になります。信託会社やファンドは、それを、国債、債券、株で運用しています。国債、株式、債券は、金利が上がるとその価格が下がる。
(現在、株価が上昇しているのは、大物ヘッジファンドなどが、良からぬ目的をもって吊り上げているだけなので、どこかで調整が入るでしょう。世界の時価総額ランク4位のエヌビディア【NVDA】のPERは275倍! 何か変です。)

リーマン・ショックの時と同じように、日銀の利上げやノンバンクの破綻から危機が表面化していくかもしれません。

・・・

FRBが利下げし、再度、金融緩和をしても、時間稼ぎの効果しかないでしょう。

米国債をたくさん保有している日本の金融機関や年金基金は円安なのでまだ助かっています。しかし、円高になると米国債の含み損が膨らんでいきます。
(BRICS連合国のドル離れは、少しずつ時間をかけて進んでいくでしょう)

銀行は、危なくなり、専門誌などで記事になると、
「当行は大丈夫です~」と言います。

銀行が大丈夫なのは、当たり前です。
当たり前のことを言い出したら、素直にその銀行は危ないと考えるべきでしょう。

話戻って、米ドルについては、プラザ合意のときのようにドルの切り下げも予測できます。日本の年金基金も米国債をたくさん保有しているので、仮にそのようになれば、年金は何らかの形で減額されるでしょう。

日本人にとって大変厳しい現実が近づいている感じです。

1945年の終戦後、80年目にあたる2025年前後は、大きな歴史の転換点になっていく可能性があります。(想定の範囲内にしています)

投資家は、真実を知らないと損します。

真実を知ることができなくても、努力すれば、真実に近づくことはできます。

情報リテラシーを高め、正しい知識を身につけ、困難な時代を乗り越えたいものです。

コメントを書く
コメントを投稿するには、ログイン(無料会員登録)が必要です。