優利加さんのブログ

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自律反発狙いの買いが優勢

昨日の米国株式相場は高安まちまちとなった(DJIA -36.97 @34,463.69, NASDAQ +206.81 @13,497.59, S&P500 +30.06 @4,399.77)。ドル円為替レートは146円台前半での動きだった。本日の日本株全般は上げる銘柄が多かった。東証プライムでは、上昇銘柄数が1,329に対して、下落銘柄数は443となった。騰落レシオは111.05%。東証プライムの売買代金は2兆7279億円。

TOPIX +24 @2,266
日経平均 +291円 @31,857円 

米国市場では、金融引き締めの長期化への警戒感のため米10年債利回りは一時4.35%と2007年11月以来の水準まで上げた。ただ、先週は主要3株価指数は揃って週間で2%超の下げとなっていたため、自律反発狙いの押し目買いが優勢となった。特に、エヌビディアなどのハイテク銘柄やテスラが買われてナスダックが大きく上昇した。

本日の日本株全般は、(1)ナスダックの大幅上昇、(2)円安・円高の動き、(3)先週の大きな下げ(日経平均は1,000円超の下げ)からの自律反発期待により、反発した。日経平均の上げ幅は一時340円を超えた。円安・ドル高を好感してトヨタをはじめとする自動車関連銘柄が上げ、米長期金利の上昇を受けてメガバンク株も上げた。ただ、新規材料が乏しく、買い一巡後は上値が重くなった。週末には国際経済シンポジウムである「ジャクソンホール会議を控えており、商いは慎重だった。

日経平均の日足チャートを見ると、上下にひげを引いた短陽線で上昇した。それでもまだ下向きの10日移動平均線の下で推移している。下降チャネルの下限まで届いた後の反発なので暫くは反発を継続するか。

33業種中30業種が上げた。上昇率トップ5は、銀行(1位)、輸送用機器(2位)、証券(3位)、卸売(4位)、石油・石炭(5位)となった。

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