(1)迷いこそが諸悪の根源⇒迷いを絶つ⇒どうやって?⇒一番最初に決めなくてはならないことは時間軸である⇒デイトレード?スイングトレード?ポジション・トレード?長期投資?⇒これが決まらないとすべてのことが曖昧な焦点が定まらないトレードとなる。
(2)トレード・ルールを決める⇒但し、期待値が十分プラスで高くなければならない
(3)どうやって期待値が十分高いトレード・ルールを決めたらよいか?
(4)株価がどのように決まり、なぜどのように変動するのかについて「原理原則」を理解する⇒しかし、原理原則の理解だけでは実戦では不十分⇒なぜか?
(5)現実の株価の動きは原理原則だけでは説明し切れないほど複雑だから⇒ではどうする?
(6)原理原則に「体験・経験」から導き出した「定石」を加える
(7)具体的にはどするか⇒株価の数十年に渡る過去の変動を観測、考察する
(8)チャート・リーディングについて数々の閃きが湧いて来る⇒チャートだけでは足りない⇒「相場の背景の変化」も理解しておくとチャート・リーディングの精度が高まる
(9)チャート・リーディングの仮説を立てる
(10)その仮説を数十年バックテストして検証する
(11)仮説が十分実用的であることが検証出来たら、それをチャート・リーディングのルールの一つ(定石)として採用する
(12)銘柄選択の妥当性についても同様に仮説を立てる⇒検証を重ねて銘柄選択法についてのルールを作る⇒銘柄選択法の定石
(13)建玉法の定石も同様に作る⇒定年退職後、年金では不足するお金を500万円くらいのトレード資金を元金として、贅沢ではなく「快適に生活できる程度稼ぎ続ける」ためにはどのような建玉法をすれば良いか、株価の動きと連動させながら考察し続ける⇒閃く⇒株価は上げて下げてもどちらでも構わない⇒予測をしてポジションを取るがその見立てが外れても建玉法で補正するば良いのでは?⇒全天候型建玉法⇒その閃きを仮説に変換する⇒検証する⇒期待値が十分高ければ建玉法のルールとして採用する⇒建玉法の定石
(14)「株価の原理原則」、「チャートリーディングの定石」、「銘柄選択法の定石」、「建玉法の定石」を首尾一貫した体系として有機的に構築したものが売買ルールとなる。その売買ルールがどの程度有効かどうかは様々な銘柄で、様々な局面で、20年くらいは遡ってバックテストをすれば見えてくる。
(15)期待値が十分に高い売買ルールを実践しているということは何を意味するか⇒たとえ3~5回連続でロスカットとなるようなトレードを繰り返したとしても、数十回、数百回、数千回繰り返せば必ず大きなプラスの金額の累積となる
(16)しかし、どんなに有効性が高い売買ルールを構築したとしても、それを実行しなければ意味がない。具体的には損切り・つなぎができない、利食いができない、仕掛けができない、買い直しができない、売り直しができない、増し玉ができない、など。なぜか?当然、「すべての結果には理由がある」のだが、その理由と解決法を真に知ろうとしないからそこから先へ進めない。株式投資・トレードに関する知識が十分にあっても期待した成果が出せない人の最大の原因はここにある。